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バスを待つ間に 8KB 小ネタ どうということのないお話 「いだ……いだいよおおお……」 「おかあしゃああああん! ゆっくち! ゆっくちしちぇええええええ!!」 私が立つバス停のすぐ側。路肩の隅にれいむ親子がいた。 車にでも轢かれたに違いない親れいむの右後頭部は潰れて破れ、中身の餡子が流れ出している。 そんな親れいむに取り縋って、子れいむが泣きわめいている。 街中では別段珍しくもない光景だ。今日び、轢き殺されたゆっくり、あるいは地面にこびり付いた黒い染みを見ない日などない。 「ゆ、ゆ、ゆゆう……。おちびぢゃん、おかあざんはだいじょうぶだよ……。じんばいはいらないよ……。ゆっぐりじでねえ……」 「ゆんやあああああああ!! おかあしゃんのあんこしゃん、でていかにゃいでえええええ!!」 「おちびぢゃん、ゆっぐり……ゆっぐりいい……」 「れいみゅがぺーろぺーろちてあげりゅよ! おかあしゃん、ぺーろぺーろ! ぺーろぺーろ! けがしゃん、はやくよくなっちぇにぇ!」 「おちびぢゃん……っ! ありがどうね、ありがどうねっ! おかあざん、だいぶよくなったきがじゅるよ――ゆっ? にんげんざん?」 人間さん――あたりに人間は私しかいない。 私は思わず顔を伏せる。嫌な予感がした。 バスよ、早く来てくれ――ああ、くそ。まだずいぶん時間があるじゃないか。 「にんげんざん、れいぶをだずげでね……。にんげんさんのすぃーにひがれぢゃっだ、れいぶをだずげでぐだざいいい……!」 「ゆっ! にんげんしゃん! れいみゅもおねがいしゅるよ! おかあしゃんをゆっくちたしゅけちぇにぇ! たしゅけちぇにぇ!」 案の定だ。目の前の悲運な親子は、私に助けを求めてきた。 「れいぶ、おづむがいたいいたいなんでじゅ……! ゆっぐりでぎないんでじゅ……おねがいでじゅがら、だずげでぐだじゃい……!」 「ゆえええええええん! おかあしゃんをたしゅけてええええええ! ゆっくちおねがいだよおおおおお!」 「まだちいさなおちびぢゃんをのこじで、えいえんにゆっぐりするわげにはいがないんでじゅうう……」 「ゆんやああああああああ!! おがあじゃあああああああああん!!」 「にんげんざんにめいわぐはがげまぜんがらあ……! せめでうーきゅーしゃをよんでぐだざいいい……っ!」 うーきゅーしゃ――。 早い話が、ゆっくりの救急車だ。 怪我ゆっくりや病ゆっくりをどこかへ搬送する謎の乗り物。この街でも頻繁に見かける。 「おねがいでじゅううう……! うーきゅーしゃさえよんでくれだら、それでいいんでじゅううう……!」 「おかあしゃんに、うーきゅーしゃをよんであげちぇええええええ!!」 埒があかない――私はため息をついて、バッグを探って携帯電話を手にした。 人として、親子をこのままにしておくのも躊躇われたのだ。 私が携帯電話を耳にあてたのを見て――携帯電話を知っていたのだろうか?――親子は、 「ゆっぐりありがどうございまじゅううううう……! ありがどおおおおおお……っ!」 「にんげんしゃん、ありがちょう! ゆっくちありがちょう! おかあしゃん! よかっちゃにぇ! よかっちゃにぇ!」 喜びの涙やしーしーを垂れ流しながら、私に向かって礼を言った。 「うー! うー!」 その独特のサイレン――声のする方を見ると、「箱」としか言えない物体が、こちらに向かって歩道を走ってくるのが見えた。 うーきゅーしゃだ。 「ゆゆっ! うーきゅーしゃがきちゃよ! おかあしゃん、うーきゅーしゃがきちゃよ! もうだいじょうぶだにぇ!」 「ゆゆう……おかあざんにもきこえてるよ。これでもうあんっしんっだね、おちびぢゃん……」 れいむ親子も気付いたようだ。 「にんげんしゃん、ありがちょう! このごおんはゆっくちわすれにゃいよ!」 「ありがとうございばず……! ありがどうございばず……! かならず、かならずおんがえじじまずがら……」 私はそっぽを向いているというのに、親子はもう何度目かも分からない礼の言葉を口にする。 懇願だろうと礼だろうと、親子がうるさいのに変わりはなかった。 「うー! うー!」 四角い箱の正面にある間抜けそうな顔と、その下の『うーきゅーしゃ』という文字が見えた。 「おかあしゃん! もうしゅぐだからにぇ! もうしゅこしがまんちてにぇ!」 「おちびちゃん、ありがどうね、ゆっぐりありがどうね……」 れいむ親子待望のうーきゅーしゃは、ついにこのバス停まで来て、 「うー! うー!」 そのまま、私の足元を通り過ぎて行った。 うーきゅーしゃの中には大小二つの黒い帽子が見えた。まりさ親子でも搬送中だったのだろうか。 「……ゆっ?」 「……ゆゆっ?」 れいむ親子のビー球のような目が、点になっている。自分たちを迎えに来たはずのうーきゅーしゃが、自分たちを無視してどこかに行ってしまったと思っているのだろう。 先に我に帰ったのは親れいむだった。 「どぼぢでれいぶをむじずるのおおおおおおおお!?」 大きく開いた傷口から体内の餡子を撒き散らし、それでも大声で叫ぶ親れいむ。さすがはゆっくり。意外とタフだ。 「まっちぇえええええええ!! おかあしゃんここにいりゅよおおおおおおお!?」 子れいむはうーきゅーしゃを追いかけようとしているらしいが、すでに「うー! うー!」という声は遠ざかってしまっている。子れいむの鈍足で追いつくのは無理だ。 私も衝動的にうーきゅーしゃを追いかけてみたくなった。いったいあの物体がどこに向かっているのか、それを確かめたくなったのだ。 「まっちぇ! まっちぇ! ……ゆわああああああああん!! うーきゅーしゃがいっちゃったよおおおおおおおお!!」 「おちづいで、おちびちゃん……! れいむにはわがっだよ……! にんげんざんがよんでぐれだうーきゅーしゃは、べつの――」 「お、早いな」 こちらに向かってくるそれを見て、私は思わず口に出してしまった。 「ご、ごんどはれいぶのばんだね……!」 「おかあしゃんのばんだにぇ!」 バス停の前に、一台のバンが止まった。 「……ゆっ?」 「……ゆゆっ?」 バンから二人の男が降りてきた。帽子に作業服のその男たちは、私を見て、 「ご連絡をくれた方ですか? どうも。保健所のゆっくり課から参りました」 そう言って頭を下げた。 「どうも、ご苦労様です。いや、早いですねえ」 「そりゃもう。フル回転で対応していますからね。えーと――ああ、あのれいむですね」 「ええ、そうです。わざわざすいません」 「いえいえ。こういうのは地域の景観的にも衛生的でもアレですからね。ご連絡いただけると助かりますよ。結構見てみぬ振りをされる方も多いですし」 「地域の住民として、人として、このままにしておくのは躊躇われたんですよ。――なんて、何よりバスを待ってると話しかけられてうるさくってうるさくって」 「はは。それは災難でした」 保健所の男たち――もちろん、私が先ほど電話で呼んだ――は、「では」と言って親子の方を向いた。そして大きな袋を広げる。ところどころ黒ずんだあの袋は、ゆっくりを放り込むためのものに違いない。 子れいむが呆然と私を見ていることに気が付いた。 目が合った。 この目は――。 男の一人が親れいむの体を押さえた。 「ゆわあああああ……。そのふくろざんはゆっぐりでぎないいいいいい!!」 「やめちぇえええええ!! おかあしゃんをいじめにゃいでえええええ!!」 「やべでね……! やべでね……! れいぶ、ふぐろざんにははいりだぐないよ!」 必死に抵抗する親れいむ。死にかけの身で、火事場のクソ力というやつだろうか。 やめてと言われて男たちがやめる訳がない。彼らは仕事で来ているのだ。 「ぐ、ぐじゃいいいい……! このふくろざん、ゆっぐりでぎないにおいがずるうううう!!」 「おかあしゃあああああん!! ゆっ? やめちぇね、やめちぇね! こっちにこにゃいでにぇ!! こにゃいでええええ!!」 「もうおうぢがえるうううううう……ゆゆっ!? お、おぢびじゃん!?」 「はなし、ちぇ……ゆわーい! れいみゅ、おしょらをとんでいるみちゃい!」 親れいむにかかっている方とは別の男が、子れいむを掴み上げた。 「おしょら……やめちぇえええええ!! おろしちぇえええええ!! ごわいよおおおおおお!!」 「にんげんざんっ! やべでっ、やべでぐだざいっ! まだそのこはちいざいんでずっ!! おちびちゃんなんでずっ!! てをだざないでええええ!!」 「たしゅけちぇえええええ!! おかあしゃああああああ――」 子れいむは袋の中に放られた。あの薄汚れた袋には防音効果でもあるのだろうか。もう子れいむの声は聞こえない。 ぼおっと子ゆっくりの様子を見ていたので、ぱあん、というクラクションの音に、私は思わず飛び上がらんばかりに驚いてしまった。 ようやくバスが来たのだ。 私はバスに乗り込みながら、最後にちらりと親れいむの方を見た。 「おぢびぢゃ……っ! ゆっ、ゆええええん! ごべんでえええ……ごべんでえええええ……! おがあざんが、けがをしぢゃっだばっがりにい……!」 もう抵抗する意思も体力もなかったのだろう。 親れいむは、おとなしく袋に入った。 『ドアが閉まります。ご注意ください――』 閉まるドアを見ながら、あの時、子れいむが私に向けた目を思い出していた。 あの目に込められた意思くらいは私にもわかる――「どうしてうーきゅーしゃをよんでくれなかったの?」だ。 もし子れいむがそう口に出していたら、私はこう答えていただろう。 うーきゅーしゃの連絡先なんか知るか、と――。 (了) 作:藪あき 挿絵 by儚いあき ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ ふたば系ゆっくりいじめ 740 彼女はそこにいた ふたば系ゆっくりいじめ 759 Eyes ふたば系ゆっくりいじめ 780 そして扉は閉ざされた ふたば系ゆっくりいじめ 921 藪の中から ふたば系ゆっくりいじめ 933 まりしゃのおうち ふたば系ゆっくりいじめ 965 深夜の甘味 藪あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 俺も電話番号知ってるのかと思ったけどやっぱりそんなことなかった -- 2016-04-10 01 09 47 そんなあなたのために! うきゅーしゃの電話ばんごうはコチラ↓ 1999999920344517518434ー5*6*85*65*6*5*68**5***8*4*4945*49586498456*4です もしもゆっくりに話しかけられたらまよわず 上か下か選んでください 1(ゲス)黙れこのクズゲスまんじゅう!と言い潰しましょう 1(やさしいゆっくり)しるか !と言い道路に投げてやりましょう 2素直に電話しよう -- 2012-02-22 03 17 25 おいおいうーきゅーしゃの数が減ったら俺たちの飼ってる可愛い金バッジゆっくりが一匹でお散歩中に 不慮の事故にあったら助けてもらえないかもしれないじゃないか。 -- 2011-11-11 12 44 19 中身入りうーきゅーしゃを川に投げ込みたい -- 2011-09-07 11 26 23 そりゃそうだ、ナイスなオチ(笑) -- 2011-06-20 01 13 01 ですよねーw と言わざるを得ない -- 2011-02-20 06 13 04 乗ってたまりさたちはどうやって呼んだんだ… -- 2011-01-21 22 26 36 ですよねーwww<電話番号知らない -- 2010-12-02 17 10 37 もし人間本人が助けるにしろ 休日に散歩してたらってならゲス要素無いし助けようかな~やめようかな~って気にもなるかもしれないけど バス待ちって事は外出用の格好してるから餡子で汚れたくは無いわな -- 2010-09-12 18 02 23 どこがかわいそうなのかさっぱりわからん。イイ話しやん。 -- 2010-08-22 00 34 09 希望から絶望へとシフト。ゆっくりにふさわしい結末です。いいこだろうとゲスだろうとゆっくりは死ねばいいんです。惨めにね。 -- 2010-08-02 01 31 40 不思議饅頭の救急車の番号なんざそら分からんわw -- 2010-07-26 00 04 14 さいきんはにんげんさんでもみごろしにされることがめずらしくないんだぜ ほーむれすとかいうのらにんげんさんやいえでしょうねんとかいうおちびちゃんがそのへんにころがっててもみんなするーしてるんだぜ ましてにんげんさんでもないまりさたちがにんげんさんにたすけてもらえるわけがないんだぜ ろすとぐらうんどなんだぜ。とうきょうさばくなんだぜ。こころにうるおいがないんだぜ -- 2010-07-25 19 56 46 可哀想と言ってもな、下手に関わると増長させるからな…… こいつらが良い子でも、その話を聞いた他の奴等が人間は自分たちの言うことを聞く奴隷みたいなものだと思うようになるかもしれん そりゃ倒れてるのが人間なら助けるさ、でもこういったSSだと 「野良ゆっくりは公衆衛生を乱し、人間に危害を加える可能性のある存在」だからな 助ける義理は無いが駆除する義務があるんだよ -- 2010-07-25 08 28 03 かわいそう。いいこ達じゃないか。助けてやってよ。 -- 2010-07-11 00 06 31 電話ひいてるのか ゆっくりの分際で -- 2010-07-07 02 02 31 しらんよなあw -- 2010-06-15 22 28 24 そりゃそうだwww -- 2010-04-20 03 54 08
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秋の夜長に、ある愛でお兄さんが自宅の部屋でゆっくりの 頬をつねったり、でこピンしたりしていた。 苛められているゆっくりは泣いたり怒ったりせず、 恍惚とした表情で快感に体を震わせている。 そのゆっくりはマゾの変態で有名なゆっくりてんこだった。 「おらっ!!!これがいいんだろう?このド変態がっ!!!!」 「ゆっあ…!!とってもいいよ!!!!もっともっとてんこをいじめてね!!!」 蝶の形の仮面をした紫色の全身タイツのお兄さんに苛められて、ゆっくりてんこは 体から透明でねばねばした液体を分泌しながら、涎を垂らして悦に浸っている。 お兄さんはてんこから帽子を取り上げ、その柔らかい体を少し強めに 踏みつける、てんこは顔を真っ赤にして大声で叫ぶ。 「ふみつけがいいよ!!!!てんことってもいじめめられてるよ!!!」 「そらそら、苛められて喜ぶ変態め!!!!」 「はぁはぁ!!ヘブン状態!!!」 すっきりできたてんこからお兄さんは足を退けると、 右手に持っていた帽子をてんこに優しく被せてやった。 ぐったりとしているてんこをお兄さんは抱き抱えて風呂場に連れていく、 SMプレイの汗と疲れをお湯で流すためだ。 「おにいさんとってもすっきりできたよ!きもちよかったよ!!」 「お兄さんもとっても気持ちよかったよ、それじゃ一緒に お風呂に入ったら、今日はもうぐっすりゆっくり寝ようね」 お兄さんはてんこと一緒に、お風呂でしっかり体を温めると、 寝る前に寝室でてんこの体をゆっくりマッサージしてあげた。 ゆっくりてんこは体に受ける痛みを快楽として認識する変わったゆっくりだ。 しかし心が身体的な痛みで潤う一方で、突いたり叩かれたりすれば てんこの身体には負担がかかってしまう、 てんこを飼うお兄さんとして、苛めて楽しませる一方で、 こうして苛めた後の身体のケアをするのも大事なことだ。 「きょうはとってもたのしかったよ!!!ゆっくりおやすみなさい!!」 「うんおやすみ」 てんこはゆっくり用ベットの中に入ると、すぐに寝息を立てて 寝てしまったが、お兄さんはすぐには眠ることができなかった。 天使のように可愛らしい顔で眠っている、てんこの体を優しく撫でながら物思いにふける。 てんこと暮らすようになって、もう三か月がたつ俺は三か月前まで虐待お兄さんだった。 趣味で様々なゆっくりをこの手にかけてきた俺は、町のゆっくりショップで新種のゆっくりが売られていると聞いて、喜び勇んでショップに向かった。 俺はそこで初めてゆっくりてんこを目にした、 長くて綺麗な青い髪とルビーの様に赤い目、てんこのあまりの 愛らしさに俺は鼻血を勢いよく噴出していた。 紅魔館のメイド長の気持ちが、少しだけ分かった瞬間だった。 それから俺はゆっくり虐待道具を売り払って、てんこのために ありとあらゆるゆっくり飼育道具を買い集めた後、てんこを家に招いた。 その後にてんこがドMだったことが分かったが、 俺の気持ちは一向に覚めることがなかった。 元虐待お兄さんとしていろいろなゆっくりを虐め殺してきた俺は、てんこの体に負担は少なく、なおかつ痛みは大きいという、てんこにとって理想的な苛め方をしてやれた。 とはいえだ、可愛いてんこのまるで真珠の様に白くて綺麗な、 すべすべの柔肌に傷を付けるのは心苦しい、 なんとかてんこを傷つけず、そのうえでヘブン状態にしてやれないだろうか? お兄さんはゆっくり虐待に特化した脳みそを可愛いてんこのために、必死に回転させる。 しばらくすると、虐待脳は完璧なてんこの苛め方をはじき出してくれた。 「そうだ…発想の逆転だ…これで万事OKだっ!!!!」 お兄さんは笑いを噛み殺しながら、小踊りを始める。 「あぁ、可愛いてんこ…明日からお兄さんとてんこで一緒に、もっと楽しく生活できるからね」 「ゆぅ…ゆぅ…きっこうしばりでヘブン状態!!……ゆぅ」 可愛らしい寝言を叫ぶてんこをしばらく見つめてから、俺は眠りについた。 翌日俺は縁側で膝に乗せたてんこと一緒にわらび餅を食べながら、日向ぼっこをしていた。 「てんこ、美味しいかい?」 「うん、あまくてひやっとしておいしいよ!!」 あぁぁぁぁ!!!!!!なんて愛らしいんだ!!!!! 可愛いよ、かわいいよ、てんこ!!!!!! 俺は優しく髪を撫でながらこんなことを言ってみた。 「てんこ、今日はいつもより多めにヘブン状態!!にしてやるからな」 「ゆっ///…まだひがたかいよおにいさん…でもたのしみにしてるよ」 頬を朱に染めた慎み深く純真なてんこの可愛さに、 ヘブン状態!!になりながらしばらくてんこと一緒にゆっくりした。 夜になると俺は虐待部屋もとい、てんことお兄さん・愛のSM部屋に入って行った。 「おにいさんきょうはどんなふうにいじめてくれるの?! ふみつけたりつばを吐きかけたりしばってくれたりするの!!!」 「う~ん、ちょっと違うかな」 可愛いてん子に微笑みながら、俺はてんこを透明な箱に入れる。 「わかったよ!かんきんしてくれるんだね!!!はぁはぁ、きもちいいよ!!!」 「ふっふふ、それもちょっと違うな、今回はてんこを苛めるのをお預けにするんだよ」 俺は てんこが食後のお昼寝をしている間に捕まえてきて、 今日のSMのために用意しておいた、SM道具をてんこに見せる。 「今日お兄さんが苛めるのは、てんこじゃなくて、こいつだ!!!!」 お兄さんは暗幕がかけられた透明な箱を持ち出すと、中からゆっくりありすを取り出す。 もちろん可愛いてんことの、SMプレイのためのありすだ、 お兄さんになにもされていないはずがない。 「ゆっ!!おにいさんすごいありすだね!! ぎゃくぼーるとめかくしされてる!!!いいなー!!」 てんこは自分にもしてくれ光線を視線に乗せて、俺に送ってくる。 あぁ、そんな期待に満ちた純情無垢な瞳で両手を 餡子で染めた俺を見ないでくれ、いやむしろ見てくれ!!! てんこの瞳に見つめられながら、俺は今回のSMの内容をてんこに告げる、 喜んでくれるといいんだが。 「いいかい、今日僕はこのありすをたくさん虐めるつもりだけど、 てんこは苛めてやらない」 「ん~!!!んむむむ!!!!!んんむ~!!」 「はっ!!わかったよ!!おにいさんはてんこをいじめないいじめをするんだね!!! てんこはおにいさんにいじめられたい!!! でもおにいさんはいじめてくれない!!!いっけんいじめられてないようで、 てんこはほんとはものすごいいじめられているんだね!!!!!!」 さすがてんこ!!!かしこい!!!SM関連の事だと本当に頭の回転が速い!!! かわいいよてんこ!!!! 俺は逃げようとしたありすの髪を掴んで持ち上げる。 「ふっふっふ、それはどうかな…ともかくてんこは ありすが虐められる所をそこでじっくりと見てるんだな」 「ん~んむむ!!!!!」 「あぁ、おにいさんいじわるだよ!!いいきもちだよ!!!」 俺はてんこの百万ドルの夜景を凌駕する笑顔を見ながら、ありすを地面に落とす。 「んっ!!!!ん…んー!!!」 ありすはろくに受け身も取れず、顔面から地面に落ちる。 「ほーら、てんこ痛そうだろ?ありすはこんなに虐めてもらっているのに てんこは箱のなかでじーっとしてるだけだね」 「はぁはぁ!!!ありすみたいにいじめられたいよ!!!でもおにいさんは いじめてくれないよ!!!てんこたくさんいじめられてるよ!!!!」 満足してくれたようだ本当に良かった、ゆっくりレイパーの ありすもたまには役に立つんだな。 俺は見えない目で必死になって、俺から遠ざかろうとするありすに、 懐から出した裁縫針を近づけていく。 「てんこ僕の持ってる物を見てみなこれは裁縫針、とっても痛いんだぞ、 それなのにドMのてんこはこの針で虐めてもらえないんだぞ」 「んん!!!!むっむんん~!!!!!!」 「ゆぅぅぅ!!!いじめてほしいのにいじめてもらえない!!! てんことってもいじめられてるよ!!!ヘブン状態!!」 「まったく虐められる事のお預けですっきりするなんて、この淫乱め!!」 「ゆぅゆぅぅぅ!!!!おにいさんもっとののしってね!!!」 てんこもお兄さんも本当に幸せな気持ちでいられた、てんこは虐められていないのに、 虐められるという、高レベルSMですっきりでき、 お兄さんは愛しいてんこの綺麗な体を傷つけずに、ヘブン状態にしてやれるのだ。 二人はまさに幸せの絶頂にいた、しかしこの幸せな一人と一匹と対象に、この場ですさまじい責め苦を味わっているゆっくりが一匹いた、ありすだ。 自分のお家でゆっくりお昼寝していたところを捕えられたありすは、 お兄さんのSM道具を無理やり付けられて、眼は見えず、口の中にある 変な球のせいでうまく呼吸もできず、何よりゆっくりできていなかった。 口の中の異物のせいでうまく跳ねる事の出来ないありすは、 それでも必死に逃げようとしたが、後ろから裁縫針で刺される。 「んむ~!!」 背中に感じた鋭い痛みに、ありすは思わず悲鳴をあげる 「ゆぅぅ!!きもちよさそうだよ!!!てんことかわってほしいよ!!!」 「てんこは痛いのが大好きな変態さんだな、でもあいにく 今日のお兄さんはてんこを虐める気は無いよ!!!」 今度は頬に痛みが襲いかかってきた、カスタードがゆっくり漏れ出しているのが分かる、 このままじゃありす死んじゃうよ、死にたくないよ。 「んっ!!!んんーん!!」 「ゆあぁぁぁ!!!!おにいさんいじわるだよ!!!とってもきもちいいよ!!!!」 ありすは見えない物で刺される恐怖で半狂乱になって、刺されないように滅茶苦茶に飛び跳ねるしかし、元虐待お兄さんの針は正確にジャンプしたありすのこめかみを刺す 「んっ!!!!んぶっ!!!!」 空中での針の正確な刺突でバランスを崩したありすは、地面に叩きつけられる。 「ほら見てごらんありすは針に追われて怖がっているよ、本当に痛くて苦しそうだね、 てんこはうらやましいんだろ」 「とってもうらやましいよ!!!てんこもはりでさされたいよ!!!!」 這いずりながら逃げるありすに、お兄さんは浅く素早く何度も何度も、針を突き刺した。 ありすは悲鳴を上げながら必死になって針から逃れようとするが、お兄さんの針は 逃げるありすを猟犬のように正確に追い詰める。 すぐにありすの頭はカスタード塗れになった、おにいさんから逃げようと 跳ねるたびに、頭の小さな無数の傷からカスタードが飛び散る。 「ほらほらほらほら!!!!てんこもこんな風に虐められたいのに、 してもらえないんだよね、悔しいんだよね」 「ゆぅぅ!!くやしいくてきもちよくてあたまがふっとうしそうだよ!!!! ヘブン状態!!!」 「んぶっ!!!ぶっ………!!!」 ありすは体に感じる痛みと、見えない針の恐怖に耐えきれず、 ギャグボールを噛んだままカスタードを嘔吐してしまったようだ。 自分の嘔吐物で喉を詰まらせて、ありすはしばらくもがいていたが、 一分もしないうちに絶命した。 苦しみながら死んだありすの口の端から液状のカスタードが流れ出ている、てんこは流れ出るカスタードをうっとりとした目で見つめている。 「ゆぅあああ!!!!ありすがうらやましいよ!!!!てんこも はりでいじめられながらあんこをはきたいよ!!!!!! でもおにいさんはしてくれないよ!!!!!!!いたくないのにきもちいいよぉぉぉ!!!!!!いつもいじょうにヘブン状態!!!!!!!!!!」 てんこは本日三回目のヘブン状態を味わっている、てんこのヘブン顔に お兄さんもヘブン状態になる。 一人と一匹は、暫くの間すっきりの余韻に浸っていた。 「はぁ、はぁ…とってもすっきりできたよおにいさん…」 「お兄さんもさ、今までで一番気持ちよかったよ なんて綺麗な顔なんだろう、思えば俺の心はこの笑顔を 見た瞬間からてんこに奪われたままだった。 てんこ君は俺にとっての太陽だっ!!君の輝く笑顔のためなら、これからも 愛でお兄さんとしててんこのために、ゆっくりを虐め殺しまくってやるからね。 「おにいさんてんこおにいさんといっしょにいれてとってもゆっくりできるよ!!」 「お兄さんもてんこと一緒にいるのはとってもゆっくりできるよ」 愛でお兄さんは鼻血をたらしながら、明日はどんなゆっくりを嬲り殺しにして てんこと楽しむか考えながら、てんこと一緒に浴室に入って行った。 作:ゆっくりな人 以前書いた虐待 ゆっくりカーニバル 臭い付きゆっくり(上) 臭い付きゆっくり(下) ゆっくり移植 きらーうーぱっく 教育!田舎ゆっくり ゆっくりジャグリング DXトラップ いじめダメ絶対(ゆっくりは可)
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藪の中から 12KB 虐待-普通 野良ゆ ゲスやでいぶより、自分はこの手のゆっくりが癇に障ります 友人と待ち合わせしている男の前に、ゆっくりが現れた。 道を挟んだ向こうの薮の中から出てきたようだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 れいむとまりさ。 一番ポピュラーかつ面白味のない二匹だ。 男はその挨拶を無視した。視線を合わせる気すらなかった。野良のゆっくりに関わるとろくな事がないからだ。 関わるくらいならいっそ潰してしまえ。ただし加工所に後始末を頼め。 この地域のそんなルールを、男は心得ていた。 これが他のゆっくり――例えばありすやぱちゅりーだったとしても、もちろん同じことだ。 しかし、もし万が一相手が希少種だった場合はすぐに捕まえるべきだ。 そして飼うなり売り飛ばすなり、虐待するなり好きにしろ――これも地域のルールだった。 男とゆっくりの間を、若い女が通りすぎていった。 彼女がゆっくりに向けて侮蔑の視線を送ったのを、男は見た。 「ゆっくりしていってね! れいむはれいむだよ!」 「ゆっくりしていってね! まりさはまりさだよ!」 自己紹介なんてしてもらわなくて結構だ。おまえらと仲良くする気なんてない。 そんな意味を込めて男は、ちっ、と舌打ちした。 それにしても――なんだってこいつらは、見ればわかることをいちいち口に出すんだろう。 今まで幾度となく考えた事だが、もちろん答えはわからない。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 返事を期待しているのだろう。じっと見つめてくるが、男はあくまでも無視する。 「ゆっくり! していってね!」 「ゆっくり! していってね!」 ――しつこいな。 男は苛立った。 つくづく思う。相手をしてもしなくても他人を苛立たせる存在だ。 普段ならば、無視していれば適当な所で帰ってくれるものなのだが――。 「むしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 二匹が初めて「ゆっくり」以外の言葉を発する。 あまりにも癇に障るその言いぐさに、男はついゆっくりの方を見てしまった。 「ゆっくりにらみつけたよ!」 「おお、こわいこわい」 二匹はそう言ってニヤニヤ笑う。人の神経を逆撫でして逆撫でして、それでもあまりある表情だ。 男の頭と腹の中が一瞬で熱くなった。 目の前にいるゆっくりは今時珍しいタイプなのかも知れないと、男は思った。 現在のゆっくりは語彙も表情も豊富で、人間ともそれなりの会話ができる。 もっとも、相変わらず話の通じないことも多いし、その存在を含めて常識外れなのは変わらないのだが――。 しかし最初期の、この世に発生した直後のゆっくりは、それこそ「ゆっくりしていってね!」くらいしかまともに話すことができなかった。 表情もニヤニヤと人をバカにしたようなもので固定だ。 うれしい時はうれしそうに「ゆっくりー!」だし、苦しい時もうれしそうに「ゆっくりー!」だ。 たとえ死にそうな時でもそれは変わらない。うれしそうに「ゆっくりー!」と死んでいく。 同じ口調の同じ言葉でも、ゆっくりはゆっくりなりの独特の微妙なニュアンスを表現していた――らしい、としか人間には言えない。 ゆっくり以外の生物にはとうてい理解不能な感情表現だった。それは正しく「単なる鳴き声」だ。 そして、 「あくまでもむしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 その言動から察するに、男の目の前にいる二匹は初期と現在、その過渡期にあったゆっくりに近いと言える。 進化――などと男は言いたくなかったが――途中の矮小な餡子脳では、感情と表情の処理が追いつかなかったのだろう。 かろうじて「ゆっくり」以外の言葉を発するようにはなったものの、感情の表現はとても十分とは言えなかった。 相変わらず、どんな時でも笑みを浮かべている。 さらに決定的に語彙が足りないから始末に終えない。とにかく何を考えているのか、何を言いたいのかがわからないのだ。 例えば先ほどの「あくまでもむしだってさ!」を今のゆっくり風に訳すなら「れいむたちをむししないでえええええ!」なのかもしれない。 「おお、こわいこわい」は「ゆんやあ! まりさこわいんだぜえええええ!」なのかもしれない。 同じゆっくり相手ならまだしも、人間にこれを理解しろというのは無茶だろう。 なまじ増えた語彙は「単なる鳴き声」という概念を忘れさせ、ともすれば人間に「ひょっとしたら意思の疎通ができるのではないか?」という錯覚を抱かせた。 そう思って話しかけても、返ってくるのはもれなくニヤニヤヅラをともなった、何とも要領を得ない返答――。 これに腹を立てる人間は少なくなかった。いや、非常に多かった。 いわゆる『虐待お兄さん』なる存在が確認され始めたのがちょうどこの過渡期だったことからも、それはよくわかるだろう。 「ゲラゲラゲラ!」 「ゲラゲラゲラ!」 こいつら――。 なぜか大爆笑しているれいむとまりさを前に、男も今、腹を立てていた。 男もご多分に漏れず――特別『虐待お兄さん』というわけではなかったが――この種のゆっくりが大嫌いだった。 おそらく以前より嫌悪感は強くなっている。 それなりの会話が可能になっている今のゆっくりに馴染んでしまった分、その腹立たしくふてぶてしい態度が一層際だって見えるからだ。 単なる先祖帰りなのか、それとも単にバカにしているのか、その辺りの判断がつかない所も質が悪い。 確かに『ゲス』や『れいぱー』、『しんぐるまざー』など、真に害悪と呼べるゆっくりは現在の方が多いだろう。男もそれは理解している。 自分勝手なのも重々承知しているが、この嫌悪感は理屈ではないのだ。 「だんまりだってさ!」 「おお、しずかしずか」 二匹には目の前から消えてもらうことにした。無視を決め込もうとしたが仕方ない。 待ちぼうけを食わされていることもあり、男は少々虫の居所が悪かった。 男はその場で、どんっ、と足を踏みならした。所詮はゆっくり、恐がって逃げると思ったのだ。 しかしその考えは甘かった。 「どんっ! だってさ!」 「おお、びっくりびっくり」 一瞬ビクッとしたものの、その場から動くことはせず、相変わらずニヤニヤしている。 ひょっとしたら恐くて足がすくんでいるのかもしれないが――その言葉と表情からはまったく読みとれない。 読みとれないので、男はとりあえず石を投げてみることにした。足もとの小石を拾い、下手投げで二匹の前に軽く放る。 二匹はやはり体をビクッとさせつつ、 「いしをなげたよ!」 「おお、こわいこわい」 なおも笑っている。 面倒なので当ててやろう。男は小石を二個、立て続けに投げた。今度は上からだ。――見事命中。 「ゆっくりいたいよ!」 「ゆっくりやめてね!」 言葉に反して、その表情と口調はあくまで不敵だ。挑発的とも言える。 あたかも「にやにやにや、いたいよにんげんさ~ん」、「やめてよ~う、へらへらへら」と、男をあざ笑っているかのようだ。 いや、あざ笑っているのだ。そうに違いない。 勝手に確信した男はさらに小石を見舞った。幸い砂利道なので、小石には事欠かない。 鷲掴みにした小石を何度も何度もぶつけると、やがて二匹は、 「やめでねっ! いだいよっ! ゆっぐりでぎないよっ!」 「やめであげでねっ! れいぶがいだがっでるよっ! まりざもいだいよっ!」 苦しそうに――とはとても言いがたい、涙こそ流しているが、むしろ楽しそうな声で呻きはじめた。 「れんぞぐでなげでぐるよ!!」 「おお、いだいいだい!」 いつの間にか、れいむの右目は潰れ、まりさの口からは餡子が漏れだしている。 それを確認して、男は手を止めた。二匹がこれからどんな反応を示すのか見てみたかったのだ。 すると二匹は、 「ゆっぐりざぜでね! れいぶをゆっぐりざぜでね!」 「ゆっぐりざぜでね! まりざをゆっぐりざぜでね!」 と、怪我のためか幾分ぎこちない足取りで男に近づいてきた。 傷ついていようが死にかけていようが、あくまでも笑顔だ。 「ゆっぐり! ゆっぐり!」 「ゆっぐり! ゆっぐり!」 文字どおりゆっくりと近づいてくる。男は「ゾンビー」という言葉を思い出した。 薮の中に逃げ帰ればいいのに、なぜそうしないのか。 ひょっとしたら命乞いのつもりなのかも知れない。下手に逃げるより、助けてもらった方が賢明だと思っているのだろうか。 今のゆっくりなら、さしずめ「ごべんだざい! ゆるじでぐだざい!」とでも言うだろう。――もっとも、これも鳴き声なのだが。 二匹はついに男の足元にまで来た。 「あいさつしたけっかがこれだよ!」 「ごらんのありさまだよ!」 ところどころ表皮が破れ、また黒ずんでいる二匹の、その「ぜんぜんきいていないよ! ばーかばーか!」とでも言わんばかりの表情と口調に、男の体が反射的に動いた。 まず、れいむを蹴った。 「おそらをとんでいるみたい!」という楽しそうな声を発しながら、れいむは薮の中に消えた。 続いて「ゆゆうっ! れいぶうううう!!」と涙を流しながら笑っているまりさも、薮の中に蹴り込んだ。 その際、まりさが「おびょらおっ!」という意味不明な声を発したのは、これは男の爪先が口にめり込んでいたためだ。 「ふうっ!」 男は短く息を吐いた。 ここまでする気はなかったのだが、ついやりすぎてしまった。 あの手のゆっくりはどうにも駄目だ。 まだ腹の虫が納まらない。靴の先についた餡子を見て、さらに頭に血が上りそうになった。 友人がやってきたら、少し八つ当たりしてやろうか。約束に遅れているんだ。たまには多少強めに出ても構わないだろう。 男は自分にそう言い聞かせて、気を鎮めた。 薮の中から、またれいむとまりさが現れた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 先ほどの二匹と同じ表情、同じ口調。違うのは小綺麗になったその体くらいだ。 男は思わず、痛めつけた二匹が薮の中で風呂にでも入って、それからまた外に出てきたのかと錯覚しそうになった。 「ゆっくりしていってね! まりさはまりさだよ!」 「ゆっくりしていってね! れいむはれいむだよ!」 違うところがもう一つあった。声を発する順番だ。 先ほどとは逆に、最初にまりさ、次にれいむという順になっている。 「むしだってさ!」 「おお、こわいこわい」 問答無用だ。 男はまりさに向かって石を投げた。石は、汚い帽子のつばに当たった。 つばの奥から、まりさはニヤけた視線を男に送っている。 「もんどうむようだってさ!」 「おお、やばんやばん」 れいむに石を投げると、これは眉間のあたりに直撃した。 れいむの体が後ろにのけぞる。 「のうてんちょくげきだね!」 「おお、いだいいだい」 とても痛がっているとは思えない口調と表情だ。 キリッとつり上がった眉毛に、不敵な笑みをたたえた口元。 今まさに危険が迫っているというのに、なんでこうも自信に満ち満ちているのだろうか。 これが潰れた饅頭生首でなかったら、むしろかっこいいとさえ言えるかも知れない。 何となくムカついたので、男は先ほどと同じく石つぶての雨をお見舞いしてやる。 「いだいっ! いだいよっ!」 「ゆっぐりでぎないっ! ゆっぐりでぎないよっ!」 二匹は涙を流しながら笑って――すでに爆笑に近い声をあげている。 近づいてきたら今度も蹴飛ばしてやろうと思っていたのだが、二匹は自分から薮の中に戻っていった。 その際も、 「とんだにんげんさんだね! ゲラゲラゲラ!」 「ゆっくりできないね! ゲラゲラゲラ!」 神経に障る捨て台詞を忘れない。 語彙と表情が致命的なまでに欠落しているだけで、必ずしも悪意を持っているわけではないとはわかっている。 それでも、腹の底がどんどん熱くなっていくのを、男は感じていた。 予感はあった。 薮の中から、三度れいむとまりさが姿を現した。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 また鳴き声の順番が変わっているが、そんなことはどうでもよかった。 「ゆっくり――」 鳴き終わる前に男はれいむに近づき、おもむろに踏みつけた。 「じでびゅっ!?」 れいむの目から口から、あにゃるから吹き出す餡子で、男のズボンや靴が汚れたが、それすら気にならなかった。 「もっどゆっぐり」 その断末魔を遮るように、男は二度三度とれいむを踏み続ける。 目が潰れ、揉み上げがちぎれ、赤いリボンは頭皮と髪の毛ごと地面に落ちる。 「れいぶううううううう!?」 まりさの楽しそうな絶叫が響く中、れいむは静かになった。 男は餡子まみれの足をれいむから上げ、まりさを見た。 まりさはニヤニヤしながら男を見上げ、涙を流している。 人を小馬鹿にしたような、それでいて媚びているような笑みだ。 「ぎゃくさつだってさ!」 男はまりさの帽子をつまみ上げた。 「おぼうしさんっ!? ゆっくりできないっ!」 帽子を追うように飛び跳ねるまりさの横っ面を思いきり蹴った。サッカーで言うボレーシュートの格好だ。 「おそらをとんでいるみたい!」 低い軌道で宙を舞ったまりさは、顔面から地面に激突し、そのまま砂利道を滑った。 男はまりさに近づく。帽子はすでに薮の中に放った。 うつ伏せになっているまりさを足で蹴り起こしてやる。 まりさの顔面はところどころ破れ、餡子がこぼれ出している。砂利に激しくこすられたのだ。無理もない。 「ゆっぐりじでいっでね!」 それでもなお笑っているまりさの顔面を、男は一息で踏み抜いた。 断末魔の定型句は聞こえなかった。口が潰れているからだ。 その代わりとばかりに、まりさは尻を二度三度振って、そして動かなくなった。 少し気が晴れて、ふう、と息を吐いた男に、 「よう、兄ちゃん、やってんなあ!」 見知らぬ中年男が声をかけてきた。 男は愛想笑いを浮かべた。 野良ゆっくりを潰す人間など、この辺では珍しくもないが、ムキになったところを見られて決まりが悪くなったのだ。 「その薮の中、ゆっくりの野郎がいっぱい住み着いちゃってなあ」 中年男は苦虫を噛み潰したような顔で言い、「希少種ならまだしも」と付け加えた。 「そのうち加工所に連絡しようと思ってたトコなんだよ――ほら、あそこにもいた」 中年男が指差す方を見ると、四組目のれいむとまりさがいた。 男は早足でゆっくりに近づき、勢いそのまま、二匹を薮の中に蹴り込んだ。 「おそらをとんでいるみたい!」 「おそらをとんでいるみたい!」 そして自分自身も薮の中に飛び込む。 ズボンや靴だけでなく、上着や顔も餡子まみれになってしまうだろうが、もうどうでもいい。 友人との待ち合わせも関係ない。 「兄ちゃん! 終わる頃になったら加工所に後始末頼んでやっからよ!」 背後から聞こえる楽しそうな中年男の声に、男は一言、 「ヒャッハー!」 とだけ応えた。 (了) 今回から「藪あき」を名乗らせていただきます。 コンゴトモヨロシク…… 以前書いたもの…… ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ ふたば系ゆっくりいじめ 740 彼女はそこにいた ふたば系ゆっくりいじめ 759 Eyes ふたば系ゆっくりいじめ 780 そして扉は閉ざされた 挿絵 by車田あき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「おお、○○、○○」ってきめぇ丸専用の語彙だと思ってたわ -- 2011-07-24 01 21 27 絵、未完成じゃね? -- 2011-01-21 22 13 24 なんか絵が…あんまり話と関係無い希ガス -- 2010-09-05 01 23 13 お兄さん沸点が低いな。 -- 2010-07-11 01 35 10
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過去に軍事部@wikiページに掲載していた最新兵器紹介のバックナンバーです (2022/3/20更新分(2023/4/6更新)) + ... CF-11A"Strix" クラフティン共和国の新型戦闘機。現在運用されている耐用年数が限界に来ている戦闘機を統合して更新するために計画され、空軍と海軍の要望に応じた設計が行われた。A型は空軍向けのCTOL機で、胴体内兵器槽を持ちステルス性を有したまま任務を行うことが出来る。翼下には大型対艦HACミサイルを携行可能で、攻撃機としての性能も高い。現在クラフティン空軍では12種類の戦闘機が現役で運用されており、このうち9機種が本機で更新される見通しである。CDTAで試験運用されたクラフタリア製戦闘機CMF-75が本機の設計に多大な影響を与えている。 CF-11B"Strix" クラフティン共和国の新型戦闘機。A型は空軍向けのCTOL機であったが、B型は海軍向けのV/STOL機となる。海軍の要望によりエンジンは双発へと変更され、双方に推力偏向ノズルを有しており、それにリフトファンを組み合わせることで垂直離着陸を実現している。上記の機構を搭載したことにより作戦行動半径や搭載兵装量は減少したが、AGM-99の携行能力を始めとした当初の要求はきちんと達成しており、現在STOVL軽空母や強襲揚陸艦へ配備が進められている。余談だが、CF-11の設計に多大な影響を与えたクラフタリア製戦闘機CMF-75には、同機をベースにして開発されたV/STOL機CVF-88"ケストレル"が存在するが、本機とは技術的に関連はなく、共に別々に開発された物である。双発の推力偏向ノズルを有するCVF-88が公開されたとき、CF-11を絶賛開発中だったCDTAにはアイディアが被った挙句先を越されたとしてショックが広がったという。 CF-11C"Strix" クラフティン共和国の新型戦闘機。C型はCATOBAR空母用に開発された艦上機型で、外観の特徴はA・B型よりも一回り大きい主翼など。全タイプに共通して言えることだが、主翼下への大型対艦ミサイルAGM-99の携行能力に加えて胴体内兵器槽にCF-08でも使用される対艦ミサイルAGM-32を搭載することが可能で、ステルス性を保持したまま対艦・対地上目標への攻撃が可能。特に海軍はこの性能を欲しており、CF-08と組み合わせて運用することで開戦初日から縦深部への直接攻撃が可能になる。更にセンサー類やデータリンク装備も充実しており、CF-11をAEW代わりに使用して後方のAGM-99装備のCF-11CやCF-08からミサイルを発射することも可能であり、相手に捕捉される前に攻撃を行うことが可能になる。 CF-11シリーズについて 以前より、クラフティン共和国では一向に退役が進まない戦闘機に頭を悩ませており、これらを更新する戦闘機の計画を進めていた。計画開始時点で更新対象とされたのは空軍のCF-05A、CF-06B、CF-07A/B/C、WF-2G、AF-39A(ヴァルキア製)、AF-78(ヴァルキア製)が対象として、海軍からはCF-06A、F-10A(リーベル製)が対象とされた。これらの機体はどれも機体構成・用途が別々の物で、統合して更新するためには様々な困難が予想された。更に空軍は多数ある機体を統合されることを嫌っており、本来は大型機であるCF-09(F-15モデル)で更新したかった所を予算不足を理由に却下された過去があるため、海軍が揚陸艦向けのV/STOL機と空母向けCTOL機という構造が全く別の機体を要求してくることを見越してかなり無茶な要求を行った。空軍と海軍それぞれの要求は以下の通りである。・空軍エンジンは単発であること。CF-09と同型のエンジンが望ましい。ステルス性が求められる任務に対応可能であること。AGM-99の携行能力を有する事。上記の要求を可能としつつ増槽なしで1200km以上の戦闘行動半径を有する事・海軍B・C型共通の要求エンジンは双発であること。CF-08と同型のエンジンが望ましい。機体の寸法はCF-08以下に抑えること。B型のみの要求AGM-99の携行能力を有する事。上記の要求を可能としつつ増槽なしで900km以上の戦闘行動半径を有する事C型のみの要求ファーストデイ・ストライク能力(航空勢力健在下での作戦行動能力)を有する事上記の要求を可能としつつ増槽なしで1200km以上の戦闘行動半径を有する事御覧のようにそれぞれ要求がバラバラで、開発は困難を極めた。結局、機体寸法はCF-08に順守した上で各型で細かい部分を調整し、メインフレームを始めとする各部品を可能な限り共通品とすることで何とか実現にこぎつけた。A型が最も早くロールアウトしている。A型の特徴は唯一エンジンが単発であることだが、要求にあったCF-09のエンジンは大きすぎて機体寸法に収まらず、性能も過剰だったため、可能な限り部品を共通化したエンジンを新規開発した。胴体内兵器槽には標準では対地攻撃向けのコマブロキャノンが搭載されており、ステルス性が求められる任務を遂行を可能とした。 V-319"Northern Gannet" ヴァルキア王国が開発したティルトローター機。現在倉国軍で運用されているタンデムローター機の後継開発のために少数が導入され、CDTAで運用されている。本機の完成度は極めて高く、入らないと思われていたドック型輸送揚陸艦の格納庫にもぴったりと入り、規格が近いクラフティンとヴァルキア製装備の親和性の高さが伺える。そのまま制式配備になりそうなものだが、本機は軍の要求である後部胴体扉がないためそのままでは採用できず、倉国初のティルトローター機はヴァルキアに許可を取った上で改良開発される可能性が高いとされていたが、その通り後述するMV-40Bが開発された。これにより本機は役目を終えたのだが、本機の完成度の高さが評価され、小改修を加えられた上で要人輸送ヘリの後継として採用されることになっている。 MV-40B"Caldina" クラフティン共和国が開発した初のティルトローター輸送機。ヘリコプターと固定翼機両方の特性を併せ持ち、高い輸送力を持ち合わせている。MV-40Bは海軍向け(倉国には海兵隊がない)の輸送型で、主に強襲揚陸艦やドック型輸送揚陸艦で揚陸強襲、地上作戦活動の維持、自軍の自己展開に用いられる。MV-40Bは空軍の輸送部隊にも配備される見通しのほか、陸軍向けの特殊作戦型や海軍向けの戦闘捜索救難型など派生型の開発も進んでいる。なお、開発にはヴァルキア製のティルトローター機V-319が参考にされているが、改良開発の名目で始まったにも関わらず設計共通度は5%程に留まっている。つまりいつもの「改良するより新規開発した方が楽だったパターン」である。機内には完全武装した兵士が最大22人搭乗可能で、更に機外に貨物を吊り下げ可能なカーゴフックを装備している他、空中給油にも対応しており、更に将来的には機内に追加燃料タンクと給油ユニットを装備することでバディ給油も可能になる予定など無限の可能性が秘められている。 B-15D"Hresvelgr=Ater" クラフティン共和国が開発した戦略爆撃機の最新モデル。B型をベースに、C型と同型の爆弾槽形状に改良したことで多数の巡航・対艦ミサイルを携行できるようになった。胴体兵器槽は3室に分かれており、シリンダー型の装填機にそれぞれ4発づつ取り付け計12発を搭載できる他、主翼下に大小合わせた計4か所のパイロンに更に16発を搭載することで合計28発のミサイルを携行することが可能となった。もちろん通常爆弾の搭載も可能で、その際は少なくとも100発は携行できるという。航続距離は地球半周と言われており、強化された電子戦装備で相手のレーダーや迎撃システムを無力化し、多数のミサイルを同時に叩き込むことによって目標を撃破するといったコンセプトで開発されたこの機体は、正に空の要塞と呼ぶにふさわしいと言える。ただしお値段も物凄いことになってしまったのと、「既に30機以上あるのにこれ以上いらんやろ」と財務省にツッコまれたため、一部のB型をアップグレード改修することで必要数を調達する見込みである。 情報収集艦"フランシス・ドレーク" 倉国海軍が運用する情報収集艦。南洋重工業株式会社が建造した情報収集艦"新羅"をタイプシップとして建造されたが、倉国側の要求に合わせる形で艦橋構造物の構造に魔改造かなりの変更が加えられている。あまりにも艦影が変わりすぎたために提携した東扶重工の責任者が南洋重工業へ謝罪へ行ったが、歓迎されたため戸惑ったという珍エピソードがある。海賊・テロリストが多く出没する海域での任務に対応するため、遠隔式の機関砲を2機種計8基搭載している。 (2021/12/14更新分) + ... B-15C"Hresvelgr=Rufus" クラフティン共和国が開発した戦略爆撃機。まさかの艦載機仕様で、スティーブ・クラフタリア同盟連邦が建造しセントラル自由主義条約機構(CELTO)で運用している氷山空母"ファーランド"運用できるよう改良が施された。B型と違い兵器槽に巡航ミサイル用のリボルバー式ランチャーを3基備えており、巡航ミサイルを12発、主翼下のランチャーパイロンを合わせると16発携行できる。その他にも空中給油用にプローブを追加し、機体には徹底的な軽量化が行われた。ただし、無理やり艦載仕様にしたため・ミサイル満載で出撃すると着艦不可・機内構造が変わり乗員のうち2名は緊急脱出時上ではなく下に射出される・最大離陸重量が機体と弾薬で占められてしまったため、発艦後空中給油が必要などといった不都合な点も出ている。現在20機が生産され、うち16機がCELTOへ引き渡され、残る4機がCDTAでの研究開発用として運用されている。 アドミラル・デューイ級航空母艦"ジョン・ヤング"(大規模改修) クラフティン共和国が運用している空母、ジョンヤングに近代化改修を行ったもの。本艦はクラフティン共和国がリーベル合衆国へ発注したアドミラル・デューイ級重航空巡洋艦の3番艦で、我が国では空母として扱われている。主な改修点は艦載機をCF-08へ更新、後発で配備された対艦HACミサイルに対応したランチャーへの換装、CIWSの更新、船体塗装の変更などである。カタパルトを持たないため航空機の運用効率は悪いが、それを補って余りあるほどの重武装であり、甲板各所に個艦防空ミサイル用VLS(192セル)と艦首に巡航ミサイル用VLS(10セル)、両舷に対艦ミサイル用ランチャー(即応弾計16発)とRGM-99用ボックスランチャー(即応弾計14発)と船体各所に新規開発された2種類のCIWS(ファランクスタイプとRAMタイプ)を装備する。その火力は随伴艦無しでもある程度の目標であれば制圧可能と言われており、今後もその独自性に合わせた運用が行われていくものと思われる。なお、本艦には姉妹艦としてネームシップの"アドミラル・デューイ"(CVG-37)、2番艦の"リザ"(CVG-38)がおり、共にリーベル合衆国で運用されていた(現在の動向は不明)。4番艦以降の建造計画もあったようだが、実現はしていない模様。 オダマキ型高速巡視艇 クラフティン共和国の海上警察に相当するCDF海上警備隊に配備された巡視艇。海軍のペガシス級ミサイル艇と基本設計を同じとしており、機動力が非常に高い。全部で20隻が建造され、海軍と合同で海上警備を行う。ペガシス級ミサイル艇との相違点は・主機関をガスタービンからディーゼルへ変更・推進機をウォータージェットポンプ×3基からウォータージェットポンプ×2基とスクリュープロペラ×2軸へ変更・艦首の76mm速射砲を遠隔操作式の40mm機関砲に、艦中央部の対艦ミサイルを遠隔操作式の25mm機関砲へ変更・船体後部の高速機動艇運用システムの変更→それに伴い搭載数も1隻に変更などである。上記の変更により最大速力は少し落ちたものの、航続距離を大幅に延長させている。 同型艦はオダマキ(PS-331)、サクラソウ(PS-332)、ジャスミン(PS-333)、アセビ(PS-334)、アイリス(PS-335)、ワスレナグサ(PS-336)、ネモフィラ(PS-337)、シバザクラ(PS-338)、ウォールフラワー(PS-339)、リナリア(PS-340)、レンギョウ(PS-341)、ネメシア(PS-342)、アネモネ(PS-343)、デルフィニウム(PS-344)、ベラドンナ(PS-345)、シレネ・ペンデュラ(PS-346)、オステオスペルマム(PS-347)、ニゲラ(PS-348)、アマランサス(PS-349)、カルセオラリア(PS-350)の20隻。 アンドロメダ級航空母艦 クラフティン共和国が建造した航空母艦。海軍の悲願である原子力空母であり、史上最大の船体規模を有する。クラフティン共和国にはこれほどの船を運用できる港湾設備が存在しなかったため、本級の計画に合わせて海軍基地に建造・整備ドックを含む各種施設を新設した。設計には「オール・ニューテクノロジー」のコンセプトが上げられており、電磁式カタパルト、新型着艦システム(アレスティング・ワイヤー)、昇降式発艦管制室、新型防御兵装、先進レーダーシステムなど多岐に渡る新機軸が盛り込まれた。そのため設計上流用されたのは電子通信装置くらいで、それ以外は他の艦艇との共有部品がない状態となっている。これほどまでになると建造予算も膨大なことになり、当初の予定金額を大幅に超過、予算不足による建造停止時期も含めば起工から進水までに10年以上の歳月が掛けられた。新機軸だらけのため信頼性も不十分であり、就役しても戦力化が完了するのはまだ先になる見通しである。戦力化が完了した場合、作戦能力はひりゅう型CVLの2倍、リーベル合衆国製空母の1.5倍に相当するとされ、世界中の海軍と比較しても見劣りしない空母打撃群となる見込みである。 同型艦はアンドロメダ(CVN-43)、ヘビーメルダー(CVN-44)、ラーメタル(CVN-45)、アルカディア(CVN-46)の4隻が予定されているが、前述の通り当初の建造費を超過したため2番艦以降の就役時期は不明である。 (2021/7/31更新分) + ... 姫宮型輸送艇 クラフティン共和国が建造した輸送艇。元々は港湾内で人員や物資を運ぶ運貨船として計画されたものだが、海軍が車両の運搬能力を要求したため大幅に船体規模が拡大した。そのため船体は赤碕型フライトⅤをベースにしている。基本的には当初の想定通り港湾内で運用されているが、船体ベースが前述の通りなので外洋でも問題なく航行でき、過去には途中で補給艦から給油を受けながらもラクロア基地からイースター基地まで一度も寄港することなく到達したこともあるほど。超が付くほどのドマイナー艦であることや支援船区分だったため今まで装備一覧に記載されていなかったが、前述の無寄港でのイースター基地到達がTVで大々的に報道されたことにより国内での知名度が一気に向上した。設定的にはゴーティア級フライトⅠと同時期くらいに建造されている。(統一歴88年頃就役) 同型艦は姫宮(LCU-701)、一ノ割(LCU-702)、武里(LCU-703)、千間台(LCU-704)、大袋(LCU-705)、新田(LCU-706)、松原(LCU-707)、谷塚(LCU-708)の8隻。 曳船1号型 縁の下の力持ちである補助舟艇。クラフティン共和国海軍創設時にカーライル連合王国より購入した。後に独自に改良したタイプも建造している。正面から見て左がカーライルから導入したタイプで、右が後にクラフティンが改良したタイプである。 ペガシス級ミサイル艇 海軍が沿海域における哨戒任務用に開発したミサイル艇。前任のやしお型ミサイル艇の3倍の排水量を誇り、耐航性と独立行動能力が大幅に向上している。最大の特徴は船尾部に搭載された高速機動艇運用システムで、スリップ・ウェイを設けることで航走しながらでも搭載艇の発進・揚収が可能となっている。主兵装である対艦ミサイルは、当初の計画では片舷2発づつ計4発を適数として搭載する予定だったが、現場から「他の護衛艦なんかと同じように倍の数載せられないのか」という声に対し「技術的には可能」と返したところ、「じゃあ積んでくれ」と言われたため片舷4発づつ計8発の搭載となった。 同型艦はペガシス(PG-215)、ファルコン(PG-216)、スパロー(PG-217)、ジェピタス(PG-218)、グリフォン(PG-219)、ホーネット(PG-220)、イーグル(PG-221)、ベスパ(PG-222)、"シュペヒト"(PG-223)、"アンギス"(PG-224)の10隻。 B-15B"Hresvelgr" クラフティン共和国が開発した戦略爆撃機。A型で削除された対艦・巡航ミサイルの運用能力を持ち、主翼下のランチャーパイロンに計12発搭載できる。当初はクラフタリアで運用されているファーランド級での運用に対応したタイプを開発する計画であったが、情勢的に舞羅帝国方面での需要が発生したことや、開発が難航するなどの経緯があり、ひとまず当初のA型の仕様で生産し、優先的に舞羅に展開する倉国軍へ配備が進められている。 ストライク級原子力潜水艦 遂に登場したクラフティン共和国初の実戦配備された国産攻撃型原子力潜水艦。建造には舞蔵戦争の賠償艦として入手した舞羅帝国のシルフィア級SSN"ニンフィア"とそこから得た技術で建造された試験原子力潜水艦"武蔵"の運用データを用いている。本艦の就役によりクラフティン共和国の潜水艦運用は劇的に幅が広がることとなり、空母打撃群・遠征打撃群に随伴する潜水艦も本級になる予定。本級には武蔵にあった巡航ミサイル用のVLSハッチは未搭載となったが、これはVLSのミサイルハッチの製造が上手くいっていないという説や、そういったハッチをなるべく減らすことで潜航深度の確保を優先したからという説がある。従来の通常動力型潜水艦は単艦での領海・EEZの哨戒任務に回される見通しである。 同型艦はストライク(SSN-501)、デュエル(SSN-502)、バスター(SSN-503)、ブリッツ(SSN-504)、イージス(SSN-505)、カラミティ(SSN-506)、フォビドゥン(SSN-507)、レイダー(SSN-508)の8隻。 (2021/5/11更新分) + ... B-15A"Hresvelgr" クラフティン共和国初の完全国産爆撃機。旅客機であるM-515をベースとしているが、開発を進めていくうちに共通部分は垂直尾翼くらいになってしまった。(ほかに同旅客機をベースにした軍用機にP-5哨戒機がある)元々はCELTOとOFC両陣営の加盟国間で起こっていた大西洋上の覇権争い、それに伴う戦艦などの大型艦の建艦競争に対し、予算の制約で艦艇建造に限界があるクラフティン共和国が出した対抗プランで、胴体内と主翼下パイロンに十数発のAGM-99対艦ミサイルを携行させて大西洋中南部のほぼ全域を本機でカバーし、OFCの艦隊などに対する抑止力として機能させる予定だった。しかし、計画中にOFC側の海上戦力が減少し、それに伴って大西洋上の覇権争いも終息を見せたことから本機の存在意義を問われる事態となり、結果として初期量産型に当たるA型は要求にあった巡航・対艦ミサイルの携行能力を削除した状態で開発が完了した。そのため調達機数も大幅な削減を受け、A型は3機で調達を終了する予定である。ただし、戦闘行動半径自体は削られなかったため、本土から直接多数方面へ任務を遂行することが可能である。爆撃機をミサイルで武装させる空中巡洋艦構想は先代のB-32C+から受け継がれた思想だが、能力を削られても通常爆弾を搭載する爆撃機としては破格の性能を有する。 P-5B"Gallardo crescita" ヴァルキア王国とシェラルド王国間で起きた低地戦争への投入によって得られた教訓を元に性能を向上させた海軍の哨戒機。元型のP-5Aはそれまで運用していたP-4Cに比べ格段に優れた性能を有していたが、実戦に投入されると能力不足が露呈したため改良を実施し、各種センサー類を増設し、滑走路にエンジンカウルを擦る事例が発生したことからエンジンカウルの形状を改修しおにぎり型の形状へと変化、主翼ハードポイントを見直しAGM-99などのより大型のミサイルや装備品を携行できるようになった。現在新造された機体は無く、全機がA型からの改修機である。A型80機中40機がB型へ改修された。まだ実験段階だが、AGM-99と同じ規格で作られミサイルランチャーからの発射も考慮されているRQ-05"プテロダクティルス"をパイロンに搭載し、広域海洋監視に充てることで索敵範囲を広げることも可能だといわれている。 RQ-07"Paul" 北太平洋連合皇国製の無人偵察機。クラフティン共和国で長年運用されてきたエルナス国製のACR-101Qとリーベル合衆国製のRQ-1の後継として配備が進んでいる。元型機の型式は"RQ-5 07式偵察機"であったが、RQ-5の型式はクラフティン共和国では既に使われていたため変更された。愛称のPaulは元型機の愛称である"瑞雲"より、同名の大日本帝国海軍の水上偵察機の連合軍コードネームから採られている。 F-75C"フリーダムファイターⅡ" スティーブ・クラフタリア同盟連邦製の戦闘攻撃機。同国がCELTO機構軍用として開発した物を評価試験用に導入したものだが、驚くことに、驚くことに、本当に驚くことに(大事なところなので3回言った)クラフティン共和国軍初のクラフタリア製装備である。そのため技術体系が全くと言っていいほど違っており(調査した整備員曰くWindowsとMacくらい違う)、本機を正式採用するのではなく本機から得られたデータを元に新型機を開発する方向で試験が行われている。 TMPM-76型中距離多目的誘導弾システム クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した兵装システム。荷台部に旋回式の誘導弾発射機を備えている。使用しているミサイルは新規開発されたMGM-16"デュランダル"というミサイルで、性能はいいが他装備との互換性が一切ないためコストが高く、ミサイルを既存の物に変更しコストを抑えたTPMS-77と並行して配備が進んでいる。 TPMS-77型 多目的誘導弾システム クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した兵装システム。荷台部に旋回式の誘導弾発射機を備えている。TMPM-76がコスト高騰で満足に配備が進まなかったため、ミサイルは既存品のMGM-32"オノクロタルス"を用いてコストを下げている。発射機も艦載用の物を流用するなどコストカットに念頭を置いているため、ミサイルの数も性能もTMPM-76に一歩劣るものとなっている。 CVPG-77型多目的射撃指揮車 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した射撃指揮車。高射部隊などの管制を行うことができる。 CTPS-P76型低空レーダ装置 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発したレーダーシステム搭載車。主に低高度で飛行する航空機・ヘリコプターに対して連続監視を行う。 CVPG-76型低空射撃指揮車 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した射撃指揮車。低空侵入してきた航空機やミサイルなどの対象を捕捉し、位置情報を伝達することができる。 ECM-76型電子戦システム車 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した電子戦システム搭載車両。探知した信号の分析・評価・記録などを行い、必要に応じて妨害電波を発射する。ECM装置は海軍の電子戦装置を流用して構成されている。 CRCV-76型無線指揮車 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した無線指揮車。部隊間の伝達を行う。 TSV-76型航空電源車 クラフティン共和国がTMH-76型高機動車ベースで開発した電源車。航空機のエンジン始動及び整備用に使用される。 (2021/1/20更新分) + ... 試製原子力潜水艦"武蔵" クラフティン共和国が秘密裏に建造した試製原子力潜水艦。本艦に関する情報は徹底的な機密指定がなされており、就役後しばらくは軍の中においても存在を知るものはごく一部だけだった。少なくとも2020年08月(統一歴140年)には就役しており、原子力潜水艦に必要とされる各試験を行ってきている。本艦の建造には連合帝国時代の舞羅帝国から賠償艦として手に入れたシルフィア級原子力潜水艦の設計が大きく関わっている。本艦で得られたデータは潜水艦に限らず造船技術の様々な分野へ用いられており、ネオトピア級に採用された加圧涙型原子炉も本艦で実証試験をして実用化にこぎつけたものである。現在データはほぼ出そろったとされており、そのデータを基に倉国初の実戦投入可能な原子力潜水艦が建造されるといわれている。 BMT-27型輸送起立発射機"ミスティルテイン"(IRBM-3"ギャラルホルン"装備) クラフティン共和国が極秘に開発した弾道ミサイルの輸送起立発射機。同時に開発した中距離弾道ミサイル"ギャラルホルン"を発射することが可能で、クラフティン共和国軍の現在の基本方針であるレクス・タリオニス・ドクトリンの中核を担うといわれている。一般的に弾道ミサイルと言われると核弾頭を搭載しているというイメージがあるが、クラフティン共和国は建国より今まで核兵器の開発・配備を明言したことはなく、実際は通常弾頭か何らかの特殊な弾頭が搭載されていると思われる。射程も非公開だが、噂によれば南米全土が射程圏内に入っている模様。 B-115"Albatross(アルバトロス)" M.I.N.E.R.S Sovereignty Military Company製の爆撃機。同社が製造している中型旅客機MAP-115と実に7割も設計が共通しており、既に民間や政府専用機として多数運用しているわが国にとって整備性の高い機体となっている。B-32C+の後継として計画されている国産民間機ベースの爆撃機開発のテストベッドとして導入されたため実戦配備はされておらず、現在CDTAによって運用されている。噂によれば新型爆撃機の開発は難航しており、既に設計の共通率が20%ほどしかなく、一部からは国産開発を諦めて本機を導入したほうがいいとの声もあり、制式採用される可能性が浮上している。 (2020/11/18更新分) + ... TMH-76"プレオプラス"高機動車 陸軍の足として開発された輸送車両。長らく装備更新が滞っていた陸軍装備の現状を打開するために開発が進められ、派生車両の開発も進んでいる。愛称の"プレオプラス"は本車両の配備に伴って退役する中型トラック"プレオ"から付けられている。 TLAV-16"ジャスティ"軽装甲機動車 上記TMH-76と同時に開発された装輪装甲車。高機動車に比べ乗員数は4名と少ないが、車体上部には機銃を装備し、また物資を多数積載することができる。なお陸軍の要求仕様には当初"敵MBTの砲撃にある程度耐えられる装甲を有する"と記載されていたが真っ先に却下された。 陸軍司令「え?軽装甲機動車の軽って"敵MBTの攻撃を受けても軽度の損傷で済む"の略でしょ?」 んなわけあるか。 改いぶき型輸送揚陸艦 揚陸艦の定数拡大に伴って新たに追加で建造されたドック型輸送揚陸艦。姉妹艦と建造期間が離れたことで艦橋や煙突などに差異が見て取れる。今回追加で建造されたのはLPD-769"すおう"LPD-770"きたかみ"の2隻で、基本的な性能は同じと言われている。本来であれば小型軽量化された新型電磁投射砲を搭載する予定だったのだが、遅々として開発が進まなかったため仕方なく姉妹艦と同じものを搭載している。 改プレアデス級強襲揚陸艦LHD-42"アンタレス" 揚陸艦の定数拡大に伴って新たに追加で建造された強襲揚陸艦。基本の仕様はプレアデス級と変わらないが、海軍艦艇が順次船体のロービジ化を進めていることから本艦は初めからロービジ仕様で建造された。またステルス性向上のために艦橋構造物の形状が微妙に違っている。艦名の由来はクラフティン共和国が運用していた戦車CT-01"アンタレス"から採られている。 ネオトピア級打撃巡洋艦 クラフティン共和国が建造した戦艦大型のミサイル巡洋艦。艦前方に連装電磁投射砲を2基背負い式に配置しており、強力な火力投射能力を持つ。能力的に戦艦なのでは・・・? 更に艦内部に複合艇を20隻以上搭載することができ、揚陸戦を強力にサポートすることが可能。 なお、最大の特徴として電磁投射砲の稼働電力を確保する目的で推進用の機関とは別にトチ狂って独自規格の原子炉を搭載している。推進方式に統合電気推進(IPS)を採用しているため普段は原子炉の発電電力のみでの航行も可能。にもかかわらず艦種記号はCGで扱い上原子力艦ではないというトンチキ艦となっている。 運用構想としては、強襲揚陸艦を旗艦とする遠征打撃群の傘下で揚陸時の上陸部隊の直掩として電磁投射砲やVLSの巡航ミサイルで上陸地点近くの敵勢力を駆逐し、部隊を円滑に上陸させることを構想している。そのため姉妹艦を計8隻も建造した。 ちなみに、船体規模は倉国の歴代戦艦とドッコイかそれ以上の規模であり、原子炉を搭載しているために装甲が非常に堅剛な物になっている。やっぱこいつ戦艦だろ 同型艦はネオトピア(CG-31)、ククルス(CG-32)、ラクロア(CG-33)、ヘリオポリス(CG-34)、ノーストリントン(CG-35)、ベルウッド(CG-36)、グリーンノア(CG-37)、サウストリントン(CG-38)の8隻。 こまち型巡視船 CDF海上警備隊用に建造された巡視船。ゴーティア級フライトⅢの設計をベースに各種改良が施されている。海上警備隊の船艇にはいかなる相手にもある程度対応できるように哨戒護衛艦に採用されているものと同じ速射艦砲を搭載してたのだが、いざ運用してみると威力が過剰であるとの現場からの意見が多発したため、RWS式の機関砲を採用している。ヘリ格納庫も引き続き搭載しているが、先代のみはや型が当時CDFで運用していたHH-33H救難ヘリを格納しようとした結果、かなり無理をした大きさの格納庫になってしまい航行時の性能に悪影響が出たことから、本型では下記で紹介している新型救難ヘリに合わせた格納庫を採用した。船名は日本の米の銘柄から採られている。 同型艦はこまち(PL-111)、あさひ(PL-112)、あやひめ(PL-113)、きぬ(PL-114)、ひかり(PL-115)、ささしぐれ(PL-116)、はつしも(PL-117)、ささにしき(PL-118)、はるみ(PL-119)、やまひかり(PL-120)の10隻。 UH-02E"STELLA CUSTOM" UH-02Bと合わせて運用するために開発された救難ヘリ。上記のこまち型巡視船に搭載して運用するために開発され、それに伴ってUH-02Bが空軍型のUH-02Aベースで設計されたのに対し、本機は海軍型のUH-02Dをベースに設計された。開発時にUH-02以上の救難捜索装備や病床が搭載できるよう配慮され、救難ヘリとして非常に高い性能を誇る。 (2020/9/6更新分) + ... とね型補給艦 MINERS Sovereignty Military Company製のウベ級補給艦をベースに建造した補給艦。当初はしののめ型の代艦として他国から補給艦を購入する方法で話が進められており、協議の結果MINERS Sovereignty Military Company製のウベ級補給艦を購入することを決定したのだが、決定した後で海軍がヘリ格納庫が欲しいと条件を後付けした(ウベ級にはヘリ甲板はあったが格納庫はなかった)ため、急遽計画を変更し設計図を購入して格納庫を付け足した改設計として自国建造することで要求に応える形となった。そのため船体は一回り以上大型化し、たちづき型のように搭載艇の格納ハッチもつけられたが、この計画変更が仇となり建造予算が足りなくなってしまったため、改設計したデータを販売元に売却することで予算を確保するというまさかの措置が取られている。 E-505 Joint STARS-AWACS"MURCIELAGO" M-505中型ジェット旅客機をベースに開発された早期警戒管制機。機体名のJoint STARSは"Joint Surveillance and Target Attack Radar System"(監視および目標攻撃レーダーシステム)の略で、空から地上を監視・管制する対地版早期警戒管制システムのこと。以前よりクラフティン共和国ではモーリンバロタ製の早期警戒管制機E-2と前述のJoint STARS機E-3の2機種を運用しており、今回システムを統合移植する形で両型の後継機として開発された。そもそも目的が違う機体なので開発に当たり多数の困難に直面したが、ベースの機体が大型化したことで余裕があったことで問題が解決し、更に対地と対空双方の管制を同時に実施できるといわれるほどの高い能力を会得した。 KC-505"URACAN" M-505中型ジェット旅客機をベースに開発された空中給油機。E-505と同時期に開発が進められた機体で、前任機であるモーリンバロタ製KC-3に比べプローブ・アンド・ドローグの給油装置を増設し、フライング・ブーム(FV)1機、プローブ・アンド・ドローグ(P D)5機を備えており、P D方式の時は3機同時に給油可能。本来は5機同時給油を可能にしたかったそうだが、給油を受ける機体の距離が近くなりすぎたことから見送られ、基本的に内側の2機は故障時の予備扱いとされている。 P-5A"Gallardo" P-4Cの後継としてM-515をベースに開発された対潜哨戒機。機体が大型化したことでより長時間の哨戒行動を可能とした。ベース機はE-505などよりも一回り小さいものの、胴体の兵器倉に魚雷を、主翼下に対艦ミサイルなどを装備できるなど機能性は十分である。特に主翼下のミサイル装備数は前任機のP-4Cより拡充され、対艦ミサイルを4発搭載可能となったことで不審船や敵艦隊への援護射撃も可能となった。もちろん倉国が誇る超音速対艦ミサイルであるAGM-99も運用可能である。 (2020/6/22更新分(7/25追記)) + ... UH-02C"STARLET GT" UH-02AにUH-02Bの改良点やA型の運用データをフィードバックしたことによって誕生した能力向上型。調達価格は若干上がったが、エンジンの出力向上やローター形状見直しによる飛行速度と積載量の増大によりコストパフォーマンスは非常に高いと用兵者からの評判は上々の模様。A型では物足りないという空軍には配備が進められているが、同じくA型を運用する陸軍はA型の性能に満足しているらしく採用を見送った。(同時期に導入したMH-25Hに予算を吸い取られたとの説もある) UH-02D"STELLA" UH-02を海軍仕様に改良した汎用ヘリコプター。ちなみに機体設計の共通率は同じく艦艇への搭載を前提にしているB型と比較しても50%ほどでしかないという。これには理由があり、当初から開発メーカーのタルタガルは東系列の海軍への売り込みを考えており、UH-02の機体寸法を現在最も海軍で数が多いゴーティア級のヘリ格納庫に合わせるよう指示したのだが、陸空軍の要望に合わせて設計すると格納庫に入らず、かといって海軍用に再設計すると開発予算を超過してしまい、同タイミングで海軍が採用を蹴ったためA型では艦艇への搭載対応は見送られた。(ゴーティア級と設計が共通しているCDFの巡視船はより大型のH-33系を格納するためにゴーティア級より格納庫が大きかったためメインローターの改良だけで搭載できた)結局、その後タルタガルと共同で開発に参加し、一部分担で製造を担当していたクラウディオス重工業が独自にメインローターやテールブームに改良を施したUH-02C"海軍スペシャル"(公式名称)を作り、退役が始まっていたSH-20Bの後継として採用が決定した。本機の登場により海軍は今まで哨戒ヘリであるH-01系(輸送任務には不向き)などしか積めない艦においても汎用性に優れたヘリを搭載できるようになり、任務の幅が劇的に広がった。なおエンジンはA型の物ではなく強化されたC型の物をを2機搭載したためC型に比べ桁違いのパワーを誇る。また勘違いされがちだが、UH-02Dの規格はQH-01と同じ寸法で作られたためゴーティア級ではフライトⅢ以降の艦にしか搭載できない。(今後艦側のFRAM改修などによって改善される可能性はある) さやま型ミサイル護衛艦 かすかべ型の後継として建造されたミサイル護衛艦。見た目はくまがや型そっくりだが実は結構違いがあり、フェーズドアレイレーダーやVLSが新型に変更され、さらには煙突形状をはじめとする艦橋構造物の構成まで刷新している。まや型にアーレイバーク級フライトⅢの意匠を盛り込んだような艦となった。新型フェーズドアレイレーダーの採用により探知能力はかすかべ型の倍近くにまで及んでいるという。 同型艦はさやま(DDG-149)、いるま(DDG-150)、あさか(DDG-151)、にいざ(DDG-152)の4隻。 CF-10A"Vespa" クラフティン共和国が開発したステルス戦闘機。CF-09と同じ規格で設計されたため非常に大柄な機体となった。現時点で詳細が公開されていないため不明な部分が多いが、搭載されるTNTロケットポッドはシステムがコマブロ化され威力・射程が飛躍的に向上しているという。また、CF-09べースであることからステルス性が求められない任務では多数のHACミサイルを搭載することが可能であると見られている。余談だが存在が公表される前に基地に駐機されていた本機の画像がSNS上に出回り問題化したことでTVニュースなどに取り上げられ、一般人にも存在が良く知られることとなった。ステルス機なのに存在が早く知られるとは縁起が悪い・・・目下耐用年数が限界のCF-05の後継と推測されるが、ブラックボックスでガチガチに固められて改修が容易に行えないAF-78も本機で代替するとの噂も・・・ RQ-05"Pterodactylus" 艦艇で運用できるよう開発された無人偵察機。AGM-99と同じ寸法で設計されたため、艦艇に装備されたミサイルランチャーから発射する方式を採用することで様々な護衛艦での運用を可能とした。機種に偵察装備を有しているのだが、機種の形状を可変させることで対地捜索モードと対空捜索モードを切り替えることができる。その様子はまるで鳥がくちばしを動かしているかのようで、開発中開発スタッフがふざけて目に見える部品を取り付けたらそのまま採用されてしまったなど面白いエピソード満載である。ちなみに、発艦時は前述の方法を用いるので降着装置を用いる必要はないのだが、当然帰還時には降着装置が必要となる。しかし軽量化や構造上の問題から降着装置は某超高高度偵察機と同じく胴体前部と後部の2箇所にしかないタンデム式。しかも普通の護衛艦ではどう考えても着艦場所がない。本機を運用する想定をした最初の艦であるかぜゆき型練習艦では、ヘリ甲板にアレスティング・ワイヤーを装備できるようになっているのだが、試験すら行われていないところを見る限り実用性が薄いと判断されたと思われる。というか普通はやろうと思わない RQ-06"Rhamphorhynchus" 上記RQ-05の改良型。主翼が一回り大型化され、降着装置に改良が加えられて3車輪式になった。というか出来るなら初めからやっとけよ・・・駐機できるようになったことで空母や強襲揚陸艦でも運用できるようになった。陸上の飛行場からも使えるようになったので海軍以外の各軍にも配備が進められる見通しである。 たちづき型汎用護衛艦(FRAM) 海軍の第二世代汎用護衛艦。防空能力に主眼を置いており単純な性能は後に出たときさめ型よりも高く、またクラフティン共和国艦船で初めてFCS-3を搭載するなど海軍の作戦能力向上に非常に貢献した艦だが、性能を対空性能に割り振りすぎて対水上戦能力が不足気味、粕壁型より続く機関推進方式であるHYELI-G(水素電気原動機統合推進)方式の採用によって生じた他艦艇との整備性の違いによる負担の増大(現在同方式を採用する艦は殆どが退役し、またこのサイズの艦になると同方式によるメリットよりデメリットの方が大きいことが後に判明)などを理由に、艦齢延長措置を含む大規模改修が行われた。不足していた対水上能力を補うために対艦ミサイル発射筒を搭載し、機関方式をCOGLAG方式へ変更、それに伴い艦首や喫水下をときさめ、ゆきかぜ型と同様の形状に改修し、システムもレーダーやソナーの換装を実施しゆきかぜ型と同様の仕様となった。更に意欲的な取り組みとして艦番号やフリーボードライン(大体の倉国艦船に引かれているレンガ色のラインのこと)のロービジ化が行われており、結果が良好であれば他の艦にも実施するとのこと。 同型艦はたちづき(DD-111)、うづき(DD-112)、はづき(DD-113)、ゆうづき(DD-114)の4隻。 ゆきかぜ型汎用護衛艦 クラフティン共和国海軍待望の新たな汎用護衛艦。過去最多の10隻もの同型艦が建造され、あかさき型、いわつき型、いかづち型を一挙に代替する形で就役した。この大量建造の背景には海軍が提唱する"ビッグ・ディッパー"計画(名称だけ公開されており内容は不明だが、艦隊再編に関する計画とされている。)に基づいていて、ゴーティア級の建造で実証された同時期に一斉に建造することでコストの削減と戦力化の同時期化を両立させる近年の倉国の手法がもろに出た形となった。海軍の要求基準が引き上げられたことでときさめ型に比べ性能が大幅に向上しており、カタログスペック上ならかすかべ型DDGに匹敵ないし凌駕するとされている。ちなみに勘違いしている方が多いがかすかべ型はFCS-3もPAAMS(艦同士の射撃指揮通信システム)も積んでいない世代的には旧式の艦であったことを考慮すべし。新機軸も多数採用され、後部甲板には無人偵察機RQ-06"Rhamphorhynchus"を運用するための装備が搭載されている。なおヘリ甲板に見えるレールのようなものはRQ-06用のカタパルトである。発進させるのはいいが帰還はどうする気なんだろうか…? 同型艦はゆきかぜ(DD-121)、あまつかぜ(DD-122)、ときつかぜ(DD-123)、うらかぜ(DD-124)、はまかぜ(DD-125)、たにかぜ(DD-126)、はぎかぜ(DD-127)、まいかぜ(DD-128)、はれかぜ(DD-129)、おきかぜ(DD-130)の10隻。 (2020/4/8更新分) + ... ヘイズル級練習艦 ジェガン級ⅡA・FRAMを改修した練習艦。練習艦への改修に伴い、主砲と対空拡散砲を撤去しそのスペースに艦対艦ミサイルの発射筒を搭載した、ミサイルの運用を学ぶための練習艦。もはや船体の酷使ぶりが心配になるレベルのこき使い方だが、さすがに海軍も分かっているのか改修したのは4隻だけだった。ジェガン級の系譜が完全退役するのは当分先の話であろう。 同型艦はヘイズル(TV-3027)、バーザム(TV-3028)、ジャミトフ(TV-3029)、パプテマス(TV-3030)の4隻。 かぜゆき型練習艦 元々倉国海軍が運用していたしらゆき型練習艦が老朽化してきたため"新造"された練習艦。ちなみにしらゆき型は元々ベルタティス連邦が運用していたふぶき型駆逐艦(のちに改名)を買い取ってお家芸である魔改造を施した艦なのだが、本級はベルタティス連邦向けに建造したデスティニー級駆逐艦の改設計型であるため、倉国の練習艦は何かとベルタティス連邦と縁が深いらしい。そんな経緯で建造されたので船体規模はくまがや型DDGと同等、というかそれよりもでかい疑惑がある。更にとっておきの新機構が多数搭載されているとかいないとか・・・ 同型艦はかぜゆき(TV-1225)、しもゆき(TV-1226)、はるゆき(TV-1227)、あらゆき(TV-1228)の4隻。 CH-20E"Supra SZ" 製造企業であるタルタガル航空機を一躍大手航空機製造メーカーへ押し上げた立役者であるスープラの新型モデル。H-25系にのみ採用されていた空中給油用プローブや機銃を装備し、さらにダクテッドファン式のテールローターや特殊形状のメインローターブレードなど新機軸が多く採用されており、機体設計は9割超が新規設計となった。ただしその影響でコストも増大したため後述するUH-02シリーズを開発するきっかけを作ることとなった。 SH-20K"Supra SZ-S" 上記のE型の開発で調子に乗ったタルタガルがSH-20Bの後継として開発した哨戒ヘリコプターの皮を被った高性能ヘリコプター。爆雷投下ユニットをコマブロ化することにより対潜戦能力の強化と機内ペイロードの確保を高い水準で両立したのはまだいいとして、スタブウィングにコマブロキャノンを搭載したことで制限はあるが対水上戦闘も可能となった。その高性能たるや、実機の性能試験に立ち会った海軍関係者が驚きを通り越してあきれ果てたレベルであり、SH-20Bどころか現用の海軍が運用しているヘリコプター全てを時代遅れの産物にしてしまったと評した。もちろんコストは劇高である。なお本機とほぼ同タイミングで東扶重工もSH-01Zという怪物級のヘリを開発している。考えることはどこも同じなようで・・・ MH-25H"Supra GR" 傑作輸送ヘリUH-25FをベースにCH-20Eで採用した新機軸を盛り込んで開発された陸軍向け多用途ヘリコプター。実は倉国初の陸軍での運用を想定した航空機で、陸軍の要求に耐えうる非常に強靭な機体設計となっている。また倉国製の航空機として初めて迷彩を採用したのも特色の一つで、低視認性にも一役買っている。上記の性能要求を達成した結果調達価格は非常に高額となってしまったらしく(一説には一昔前の戦闘機と同額ないし高額といわれる)言い出しっぺの陸軍が「高すぎて必要数揃えられないっす」と悲鳴を上げたことでUH-02の開発を行うこととなった。 MH-25I"Supra GR-S" MH-25Hをベースに開発された海軍向け多用途ヘリコプター。今まで倉国では対潜ヘリは護衛艦・空母の区別なく同型機を使用していたのだが、護衛艦の搭載ヘリに求められるのは艦載ヘリコプターを水上艦の戦闘システムの一部として運用するという所謂軽空中多目的システム(LAMPS)なのに対し、空母の搭載ヘリには護衛艦やLAMPSが逃した潜水艦に対応できるCVヒーローとしての性能が求められたため、SH-20シリーズに搭載されるソノブイに比べ目標捕捉精度が高いディッピングソナーを備えている。また、多用途性を持たせるために救難捜索装備を搭載することで、HH-33Nの後継機としても使えるレベルの能力を得るに至った。こうして書くとこいつだけで海軍のH-20系を統一できそうな気もするが、護衛艦などのヘリ格納庫の規格は元々SH-20Bがギリギリ搭載できる大きさで設計されているため、MH-25系の設計の本機は空母やDDHなどの航空機運用特化の艦にしか搭載できない。世の中そんなに甘くはなかったのである。 MH-25J"Supra GZ-R" UH-25FにMH-25Hの設計を流用して開発された空軍向け多用途ヘリコプター。UH-25Fに比べスタブウィングが追加されたことで任務の幅が広がっており、今後輸送隊の主力として活躍が期待される。元々UH-25Fはクラフティア製のUH-33Dの後継として開発されたのだが、何故かUH-33Dを完全に代替する数が調達されなかったため(UH-25Fが調達された分輸送ヘリ部隊の定数が増やされたという説あり)新たに本機が開発された。要するに元々開発する計画がなかった機体なのである。 UH-02A"STARLET" 高性能と引き換えに価格が高騰したH-20シリーズを補完する目的で開発された汎用ヘリコプター。倉国製兵器としては珍しく、設計段階からタルタガル航空機とクラウディオス重工業が共同で開発を行っており、今までの倉国産航空機とは設計思想が異なる面が見受けられる。特徴は徹底的な低コスト化で、倉国製ヘリとして初めて2枚ブレードのメインローターを採用している。元々の開発経緯が価格が高騰したH-20シリーズを補完することなので当然っちゃ当然なのだが、当初用兵者からはメインブレードの構造が今まで運用してきたヘリと異なることから不安視する者が多かったという。主な配備先として想定されていたのは陸軍と空軍なのだが、機体の寸法は海軍のヘリ格納庫の規格に合わせて設計されているため、ゴーティア級などのSH-01系しか搭載できない艦でも運用が行える点を理由に海軍にも売り込みが行われたらしい。(実際にはメインローターの形状を変更しないとゴーティア級には搭載できない) UH-02B"PUBLICA STARLET" CDF向けに開発された多用途ヘリコプター。先のA型が海軍に売り込まれたという噂を聞きつけたCDFが導入に興味を示し、開発が行われた(なお当初売り込みを行った海軍は導入を見送った)。CDFの要望は巡視船での運用に適応させることと全天候下で救難捜索任務を行うことができることの2点が主だったため、A型をベースに着艦拘束装置への対応や夜間捜索用に機外にサーチライトが装備された。またCDFの部隊内規則が変更されたことから、機体色は今までの機体の白青からクリーム色へと変更されている。ただ、この色は諸外国では砂漠迷彩に用いられる物と同色であったため、当初メディアは本機がUH-02Aの砂漠地帯仕様で、砂漠がある舞羅連邦へ輸出するため、又は在舞羅倉国軍向けに開発された機体であると報じた。 SH-01Z"Frigate bird" SH-01Vの後継として開発された哨戒ヘリコプター。開発名目はSH-01Vの改良機開発なのだが、機体の95%以上が再設計されており、実質的に完全新型機と化した。クラフティン共和国製の兵器として初めて搭載兵装をオールコマブロウェポン化しており、対潜爆雷(威力はSH-01Vの数十倍とも)、L-CDAM(TNTカート投下装置)やコマブロTNTキャノンを装備している。本機に採用されたコマブロ兵器はSH-20Kでも採用されている。ここまで来ると哨戒ヘリというよりは攻撃ヘリの方がしっくりくる気がするが(実際東扶重工は陸空軍に攻撃ヘリとして売り込みをかけようとしたとされている)、本機の存在を知った反戦派の国会議員らが国会会期中に批判・追及を行ったが、証人喚問に応じた東扶重工の航空部門主任であり本機の開発を主導したソフィア・メイ・アステリアは「本機は対潜哨戒を主任務としているので対潜ヘリです。爆弾投下装置がついていようがTNTキャノンがついていようが対潜爆雷を積んでいるのですから誰が何と言おうと対潜哨戒ヘリであり、その事実が覆ることはありません。」と発言し、そのままごり押した。ちなみに制式化して真っ先に配備が進められたのは対潜任務に従事することはまず無いプレアデス級強襲揚陸艦。やっぱり攻撃ヘリじゃねぇか!余談だが搭載されているコマブロTNTキャノンは左右同時に発射すると発射時の排気ブラスト(装薬の爆風)がお互いに干渉してしまい弾頭がまっすぐ飛ばないという構造上の問題点を持っている。 グレイズ級ミサイルフリゲート 老朽化が進むジェガン級を代替する目的で建造されたミサイルフリゲート。ゴーティア級フリゲートフライトⅣをベースに某半島国家の海軍もドン引くレベルで多数の兵装をマシマシで搭載した。だがそのためにヘリの運用能力を切り捨てたのは果たしてよかったのか・・・マストはステルス性を意識して閉囲マストを採用しており、その外面に多目的レーダーを装備する。単艦での戦闘能力なら汎用護衛艦(DD)を凌駕するとも言われており、特にHACミサイルランシャーに対艦ミサイルをフル装備すると計8発対艦ミサイルを同時発射できる計算になる。なんでこんな設計思想がまかり通ったのかというと、前任のジェガン級の主任務が遠征打撃群の直掩艦として揚陸作戦を遂行することであり、そのためにDDGほどではないにしても僚艦を対艦ミサイルから防御するための対空戦能力と、揚陸支援のための対地・対艦戦能力を高い水準で達成させなければならなかったからである。(ただし主砲やHACミサイルランチャーはターレットリングの規格が統一されており、必要に応じて兵装を換装することが可能である)。航空機の運用機能が省略されたのもジェガン級が航空機運用機能を有していなかったためと推測される。 同型艦はグレイズ(FFG-351)、ゲイレール(FFG-352)、シュヴァルベ(FFG-353)、フレック(FFG-354)、シャルフリヒター(FFG-355)、マン・ロディ(FFG-356)、ユーゴー(FFG-357)、ジルダ(FFG-358)、スピナ(FFG-359)、ガルム(FFG-360)の10隻。 (2018/10/22~2019/3/19更新分) + ... くまがや型ミサイル護衛艦 約半年の沈黙を破り就役した倉国最新のミサイル護衛艦。アルフレッド級を元にあたご型・まや型を意識して建造された。後部ヘリ格納庫はアーレイバーク級フライトⅡAのように2基搭載可能だが、H-20シリーズの格納には対応していない。就役時よりBMD・NCTISなどの能力を有しており、今後しばらく倉国海軍艦隊の防空を担う存在である。 E-8D"Advanced Raven" クラフティア独立国家連邦製の早期警戒機の改良型。概ね米海軍のE-2Dと似たような機能を有しているとされる。造形面でいえばプロペラの形状を考えるのが一番苦労した。 ゴーティア級フリゲートフライトⅣ 赤碕型哨戒護衛艦の後継として建造されたゴーティア級フリゲートの最終建造型。当級当初のコンセプトであった"ローコストでそれなりの性能を数で補う"という物から完全に逸脱し、非常に高性能な艦となった。艦橋構造物はステルス性を意識したものとなり、高い防空能力を会得するためにVLSを有するなど、汎用護衛艦に引けを取らない性能を有する。本級の就役をもって赤碕型は全艦無事退役・・・となるはずだったのだが、練習艦の数が足りていないため、最後まで哨戒艦隊に所属していた赤碕型フライトⅤは練習艦へ改修される予定である。 原子力潜水艦ニンフィア 舞羅連合帝国製の原子力潜水艦。元々は舞羅連合帝国が建造・運用していたもので、舞羅内戦により同国の軍備の大半を掌握した門州連邦がそのまま運用していたが、舞蔵戦争・トールギス沖海戦で作戦行動中だったところを倉国軍が鹵獲し、戦後賠償艦としてそのまま譲渡されたことで倉国軍に編入された。なお制式に譲渡された後オーバーホールと技術取得を兼ねた改修が実施されたのだが、その際に艦体の色合いが変更されたため、どことなく闇落ちしてしまった雰囲気漂う姿となっている。 CF-09B"Harpy Eagle" F-15モデルの大型戦闘機の改良型。A型に比べて装薬チェストが増設され継戦能力が大幅に向上する、FC機銃・TNTカート投下機構の追加装備により制空戦以外にも使用できるようになった。というかA型がmod無しだと一発しかTNTキャノンが打てなかったという事実に驚きである。開発陣は「現実の戦闘機も数十回もロケット砲やミサイルは打てないんだからこの仕様でも問題ないと思っていた」とか抜かしているが、機銃のついていない機体に対してその回答はどうなのか… AGM-99"ダインスレイヴ"空対艦HACミサイル 倉国版技本ことCDTAが開発した超音速空対艦HACミサイル。その名の通り航空機搭載用ミサイルである。舞蔵戦争・イースター島の戦いで重巡洋艦"響"に対し既存の対艦ミサイルでは有効打を与えられなかったことを受けて開発がスタートした・・・のだが、マッハ3超の超音速飛翔の実現・更に高威力の弾頭と装甲貫通用の弾頭威力指向性機構を搭載したためミサイル本体が大型化してしまい、既存の主力戦闘機に搭載できないという事態が発生してしまった。そのため現状本ミサイルを装備できるのは下記のCF-07の改良型のみという状況である…まあ、あれだ。もうちょっと考えて装備は作ろうな! CF-07C"Dvergr Gypaetus" まさかの2年越しに開発されたCF-07系譜の戦闘爆撃?機。上記のAGM-99を作ったは良いがデカすぎて現状の主力戦闘機たちに搭載できない!どうしよう?→搭載量に余裕のある戦闘爆撃機だったら積めるんじゃないかな?みたいなノリでCF-07Aを改修して運用できるようになった。ただしその代償として爆撃能力をほぼ喪失することに。戦闘爆撃機とはいったい・・・なおCF-07は元々空自のF-1をモデルにして作った機体なので、対艦ミサイルを運用できるようになったという点ではある意味モデルをリスペクトした機体ともいえる。 卯月型練習艦 ゴーティア級フリゲートフライトⅣの就役によって護衛艦籍から離れた赤碕型フライトⅤを改修して練習艦として再就役させたもの。以前より赤碕型フライトⅡを改修した金野井型練習艦を運用していたが、同艦の老朽化が進んでいたため入れ替わりで就役した。今後しばらくは若き水兵たちの育成に貢献していくこととなる。 MF/A-31"Calamity buster" CF-07シリーズをベースに舞羅連邦と開発した戦闘攻撃機。TNTキャノンとFC機銃を固定兵装とし、翼下の装備を換装する方式を採用したことで高いマルチロール性を会得した。バカでかいAGM-99"ダインスレイヴ"空対艦ミサイルも運用可能。ぶっちゃけ新規開発したほうが楽だったんじゃないかというレベルで改良されている。同じく舞羅製のMF/A-27"ドゲラン"の後継とされているが、実はドゲランが装備している翼下装備は本機でもそのまま転用可能だったりする。 (2018/04/21更新分) + ... プレアデス級強襲揚陸艦 シュトランド連合公国の笠置型強襲揚陸艦を魔改造設計することで誕生した強襲揚陸艦。クラフティン共和国の艦艇の中でも最大級の規模を誇り、一説ではリーベル製の空母を超えるとか。ちなみにこいつの艦載機としてCF-06とTH-03が採用されたため、ほかの艦へ両機が十分に行き渡らなくなってしまう事態が発生しているとか。特にCF-06を主力機としている空母ひりゅう・そうりゅうにとっては死活問題だそうな。 YCF-XX"Next Evolution Fighter Concept" クラフティン共和国が試験目的で製造したらしい試験機。らしいというのは倉国政府と軍が存在以外詳細を何一切公表していないため。基本の機体設計は倉国の先進技術実証機CF-X"Concept Fighter"が元になっているらしい。なお存在が秘匿されていた頃、舞羅国近くのソラティオ州上空の空域を飛行していたため危うく外交問題(具体的には舞蔵戦争再発の可能性)に発展しかけたこともある。 試験艦はつゆき(FRAM) 古くからの盟友、ベルタティス連邦の駆逐艦"アブルホール"こと"はつゆき"を再改修した艦。主に新型のFCSとレーダーシステムの評価試験のために改修が行われたのだが、VLSが変更されていたり、艦首や喫水下を新規設計したりと艦齢延長措置も含まれていた様子。いったいいつまで使うつもりなのだろうか… 空母フォレスタル(大規模改修) 在りし日の大国、リーベル合衆国が建造した空母フォレスタルを倉国での運用に合うように改修した姿。基本的には先立って改修された空母アーネストとほぼ同様の改修を受けている。搭載機が従来のF-8ACから発展型のCF-08へ更新されたため、戦闘能力が非常に向上しているほか、艦自体の能力も向上している。 (2018/03/11更新分) + ... CF-09A"Harpy Eagle"(ハーピーイーグル) CFX-002をベースに設計された新型制空戦闘機。搭載されるTNTロケットポッドはより強力なものとなり、よりF-15に似せようとした結果尾翼周りが大型化した。ちなみに主翼も一回り大きくなっている。機体規模がAF-78に匹敵どころか翼幅では完全に上回っているため、現在運用できる飛行場(正確には整備・格納を行える施設を備えた基地)が限られているのが唯一の泣き所。 B-32C+"Stratoinvader"(ストラトインベーダー) ドネツクの遺産である"プロペラ"爆撃機を、倉国界のボーイングと名高い名門航空機製造メーカー"メンドーサ航空工業株式会社"が魔改造したことによって誕生した"ジェット"爆撃機。もともとベース機からプロペラを2重反転プロペラ化させるなど魔改造度の高かった機体なのだが、今回新たに同社がライセンス生産しているモーリンバロタ製輸送機に使用されているレブフレースターボファンエンジンのスペシャルチューンモデルを半ば無理やり搭載したことで、ペイロードが大幅に増加した。更に翼下に各種HACミサイルを装備することが可能で、特に舞羅製の大型クロウHACミサイルを計7発も搭載できる。改修された全機が在舞羅倉国空軍へ配備される予定なのだが、あまりの魔改造度に実物を見た空軍司令が「狂気の沙汰」と吐き捨てたとかなんとか。 (2018/02/13更新分) + ... UH-25F"Supra GZ"(スープラ・ジーゼット) CH-20Cをベースに開発された多目的ヘリコプター。倉国版UH-60JA的なコンセプトで開発された。機首の空中給油用プローブと機関砲はアタッチメント方式となっており取り外しが可能。UH-33Dの後継として順次調達されている。ちなみにベース機から型式番号が変更されているが、これはあまりにもベース機から設計上の変更点が多くなったためらしい。 HH-25G"Supra Ambulance"(スープラ・アンビュランス) 上記のUF-25Fをベースに開発された救難ヘリコプター。クラフティア製救難ヘリHH-33Hの後継として設計されたために機体には装甲が付与され、また自衛用の機銃を装備することで戦闘捜索救難に対応している。実はUH-25Fの機銃の装備化は本機で装備するために仕様に盛り込まれたらしい。 CFX-002"Physalis"(サイサリス) 新世代の戦闘機開発のためのデータ収集を目的として作られた多目的試験機。CFXナンバーを持つCFX-001は主にTNTロケットポッドの運用試験に用いられていたが、本機はそれ以外にも造形面での新機軸やHACミサイル運用機能の刷新などもテストされており、新型機の開発が加速していることが見て取れる。なお、本記事執筆の時点で既に本機で得られたデータを元にした新型戦闘機がほぼ完成しているとの噂があり、真実だとすれば近いうちに新型戦闘機・CF-09が見られるものと推測される。 CTR-05A2-ATGM オリオンMk-Ⅵ"インプレッサATGM" インプレッサ装甲車シリーズの一員である対戦車誘導ミサイル車。車体上面に対戦車ミサイルの2連装発射装置を備えており、強力なタンクキラー戦力として機能する。型番がA2となったのはベース車両のインプレッサGXVから前面装甲形状に変更が生じたため。 CTR-05A3-FSV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサFSV" インプレッサ装甲車シリーズの一員である砲兵前線観測車。ベース車両よりも強化された観測性能を駆使して砲兵部隊へ目標情報を提供できる。こちらも型番がA3となったため、更に装甲形状が変更されたものと推測される。また銃座にはコマブロ機関砲ではなくコマブロ擲弾銃が装備されたのだが、この装備がなかなか曲者で、座標補正装置がついていないため車両が方向転換するたびにコマブロ内の座標を書き換える必要がある。万が一これを忘れると真横や真後ろにグレネードを投射する羽目になる。 CTR-05B-MCV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサMCV" いわゆる自走迫撃砲。CTR-05A3-FSVに搭載されたコマブロ擲弾銃の理論を応用したコマブロ迫撃砲を搭載する。ということはやはりこの装備も毎回コマンドの書き換えが必要となるのだが、元々迫撃砲は計算して毎射撃ごとに位置を補正する必要があるのでそこまで問題にはなっていないらしい。 CTR-05B-MEV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサアネシス" 間違いなく世界で最も装甲が堅い救急車。ベース車両より車高が上げられたことにより多くの負傷者を安全に戦場から退避させることが出来る。というか、なぜこの装甲車シリーズで救急車を作ろうと思ったのだろうか… CTR-05D-CAPC オリオンMk-Ⅵ"インプレッサWXV" インプレッサ装甲車シリーズの一員である兵員輸送車。インプレッサGXVの装軌仕様であるが、車体下部にも水流を張れるようになるなどより防御性能をより強化している。あれでもまだ足りなかったのだろうか。 CTR-05D-ESV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサESV" インプレッサ装甲車シリーズの一員である工兵車。工兵の作業用のアタッチメント装備が用意されており、標準で地雷原処理ローラとスラットアーマーが装備されている。なおこの状態でも普通に水流装甲と複合装甲は機能する。 CTR-05C-WAPC オリオンMk-Ⅵ"インプレッサR1" インプレッサ装甲車シリーズの一員である装輪兵員輸送車。車体長をカットすることにより小型軽量化し、輸送機での大量輸送ができるようになった。噂ではこの系譜であるC型はそのまま空挺投下できるらしいが…以下のこいつらも空挺投下できるのだとするといろいろとヤバすぎる。なお車体長を削減する際装甲とキャビンのどちらを削るか検討されたらしいのだが、ほぼ満場一致でキャビンを削ることが決定したらしい。そんなに装甲を削りたくなかったのだろうか。 CTR-05C-CCV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサCCV" インプレッサ装甲車シリーズの一員である装輪装甲車。地上レーダー装置とC4Iデータリンク装置を搭載しており、他部隊とのデータリンクや無人航空機の管制を行うことが出来る。こいつがいれば護衛艦や空軍基地から発進させたQH-01などの無人機の管制を引き継ぐことが可能で、無人機の運用幅が大きく広がることとなる。 CTR-05C-RCV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサRCV" インプレッサ装甲車シリーズの一員である偵察戦闘車。大型の高性能観測装置を装備しており、高い偵察性能を誇る。なお、元々偵察戦闘車とは威力偵察を行うことを想定している車両なので旋回砲塔式の機銃を装備していることが多いのだが、本車両は観測装置を積んだせいでスペースが足りなくなったのか、威力の低いブレノス重機関銃1挺のみ。そんな軽装備で大丈夫なのだろうか。 CTR-05E-IFV オリオンMk-Ⅵ"インプレッサグラベル" 恐らく一連のインプレッサシリーズの派生型で最もヤバいやつ。主装備にコマブロTNTキャノンを採用したことで小型のまま火力を手にすることに成功した。もちろん砲塔部にも水流装甲を完備。なお戦車に出くわした時の為に砲塔に対戦車ミサイルを装備している。装甲はもちろん据え置きのため、世界的に見ても前例のないMBTの攻撃に耐えられる歩兵戦闘車が誕生したことになる。それってもう歩兵戦闘車の部類じゃなくね? (2018/01/27更新分) + ... AF-39A"Gryphon"(グリフォン) ベルタティス連邦よりFMSで導入されたマルチロール戦闘機。舞蔵戦争で大量に喪失して運用維持が難しくなったAF-63AとCF-04Eの後継として順次部隊配備が進められている。一部ではこの勢いでAF-63Dの後継として主力戦闘機として採用させようという動きがあるが、倉国には主力戦闘機は双発エンジンであることというよくわからん規定があるため、単発エンジンの本機では採用が難しいのではという意見もちらほら。じゃあいつもの魔改造すりゃいいじゃんという意見もある B-101C"Garuda"(ガルーダ) ベルタティス連邦よりFMSで導入された戦略爆撃機。ステルス性・可変翼・超音速飛行性能等々男のロマンてんこ盛り。倉国で運用されているTHE・骨董品であるB-32Cの後継として12機が導入予定。なおB-32Cの一部の機体は改良と延命措置を受けた上で現役に留めておくらしい。いい加減もう休ませてやれよ M16-F9G5型主力戦車"ギムネマ" ベルタティス連邦よりFMSで導入されたMBT。舞蔵戦争で陸軍の装備事情が石器時代レベルであることが露呈したため急遽国産戦車開発までのつなぎとして導入された。ただ、ここ最近の陸軍の扱いを見る限り、国産戦車CT-09が出るのは当分先のことにになりそうである。 M87型自走高射機関砲"バレットダスター" ベルタティス連邦よりFMSで導入された自走高射機関砲。車両内がすっからかんだったため諸事情により機関砲にシェラルド王国製の連装コマブロ機関砲を採用、ガトリング砲並の濃い弾幕を貼ることが出来るようになった。あまりの防空能力に陸軍参謀は「もう空軍の力がなくても敵航空機に対抗できる」と陸上自衛隊のような空軍に対する嫌味をこぼしたと言う。 M99型155mm自走榴弾砲"ヴィルトシュヴァイン" ベルタティス連邦よりFMSで導入された自走榴弾砲。なぜかこれだけ愛称がドイツ語。 FH-703型榴弾砲"トロメル" ベルタティス連邦よりFMSで導入された牽引式榴弾砲。導入数は陸上自衛隊並みに多く、その大半は旧舞羅連合帝国沿いの基地に配備されているとか。 M21型戦車回収車"アリスTRV" ベルタティス連邦よりFMSで導入された戦車回収車。戦前の陸軍が「回収戦車?撃破された車両なんて他の車両で牽引して持って帰ればいいっしょ」という考え方だったため今まで採用されていなかったが、今回の舞倉戦争(特に前半)で戦闘中の車両けん引なんぞ不可能という当たり前なことが判明したため導入に踏み切った。 こしがや型ヘリコプター搭載護衛艦(FRAM) ゲイの国大摩訶平和主義共和国改めぴーまか王国のヘリ駆逐艦をタイプシップとするこしがや型のFRAM改修仕様。キャットウォークがついたり、甲板が広くなったり、兵装が一新されたりした。今までのFRAM改修実施艦がド派手な改修を受けてきたのに対し、本級は地味堅実な改修を施されている。 ガフラン級潜水艦 クラフティン共和国の通常動力型潜水艦。アッガイ級から潜舵がセイル・プレーン方式からバウ・プレーン方式へ変更されるなど小規模な改良が施された準同型艦。やはりアッガイ級だけでは潜水艦の数が足りないと判断した模様。まあ他の潜水艦がアレだし。 ときさめ型汎用護衛艦(小改修) 海軍の最新汎用護衛艦の手直ししたもの。モデルとなった海上自衛隊のあさひ型により近くなった。特に艦橋後部に窓がついたのが大きな改良点なんだとか。だって普通あんなところに窓ついてると思わないじゃん、ときさめ型作ったときはまだ進水式の時の画像しかなかったし
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一週間 27KB 虐待-普通 制裁 ゲス 透明な箱 現代 虐待人間 今回は普通に(?)ゆ虐してみました。 俺は虐待鬼威参。 月曜日は嫌になる。これから一週間が始まると思うと気が乗らない。 憂鬱を吹き飛ばしてくれるコ○ラさんも居なるわけもなし。 そんな事を考えて出勤する、毎度の事だが何か良いアイディアはないか? で、思いついたのが曜日ごとにテーマを決めてゆ虐をする、という事だった。 在り来たりかもしれないが、何もないよりは幾らかマシである。 いろいろ考えながら仕事をしていたら、あっという間に月曜日は終わってしまった。 月曜日 月、つき、ツキ…月を使ってゆ虐なんて出来ないし… 早速行き詰ってしまった。 まてよ、月が使えないなら月に送ってしまえば良いじゃないか。 「というわけで、お前ら今から月に行って来い!!」 「どういうわけなのぉぉぉぉぉ?!!!」 これは帰り道で見かけた(探した)シングルマザー、親れいむと赤れいむ2匹だ。 こいつらがどうして野良をやっているかは知らないが、まあ、性格の問題もあるだろう。 そんなこいつらを有効利用することにする。 季節はまだ秋といった所、ちょうど欠けたお月様が美しい。ここは川原の土手なので風が気持ち良い。 まずは赤れいむ1匹を虐待用に買っておいた打ち上げ花火(一発物タイプ)の上にボンドで固定する。 「ゆんやぁぁぁ!あんよがうぎょきゃないよぉぉぉぉ!!」 「おちびちゃんになにするのぉぉぉ!くそにんげんはおちびちゃんにあやまってねぇぇぇ!!!」 「これかられいむちゃんは、お月様に向かって飛んで行くんだよ、ゆっくり理解してね」 そう言って花火に点火する。 邪魔が入らないように親れいむを足で押さえ、赤れいむの残りを指で摘み上げておく。 何が起こるかも解らないくせに、騒ぎ立てるれいむ達。 これは記念すべき第一歩だ、ゆっくりの夜明けだ。 シュルルルルル……ポン!………ドンッ!パラパラパラパラッ 「?!」 一瞬の事で何が何だか解らなかった。 しばらくするとおそらく赤れいむの物だったのだろう、リボンの残骸がヒラヒラ舞い降りてきた。 れいむ親子はいきなりの音と光に呆気に取られて硬直している。 ぽかんとした間抜け面をさらす親子、それを照らす月明かり…風情があるな。 「なにがおこったのぉぉぉぉぉぉ?!!おちびちゃんはどこへいったのぉぉぉぉ??!!」 「おねーしゃんがいないよぉぉぉ!?ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」 「俺に言われても解らん、いったい何がどうなったのやら?」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!じじいがなにかしたにきまってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 一応母性(笑)というやつがあるのか、必死に騒ぐ親れいむ。 おかげでかなり満足してしまった、月曜の憂鬱が赤れいむと一緒に文字通り吹っ飛んでしまったのだ。 はっきり言って、もうこいつらはどうでも良いんだが…… 俺はこの町を愛する鬼威参、町の美化に協力せねばなるまい。 先ほどの赤れいむは砕け散ったようだが、それで諦めてしまっては砕けたれいむに申し訳がない。 先人達の失敗があるから成功があるのだ。 「まあ、お前らも月に行って来てくれ!」 「なにをするのぉぉぉ!おちびちゃんをはなせぇぇぇぇぇ!!!」 俺は赤れいむを摘み上げると、ロケット花火をあにゃるに挿入してボンドで固定した。 「ゆふんっ!れいみゅのあにゃるしゃんがへんじゃよぉぉぉ!いちゃうけじょきもちいいにょぉぉぉ!!」 「おひびちゃんになにじでるぅぅぅ!やべろくそじじぃぃぃぃ!!!」 これだけでは当然月になんか行ける訳がない。俺は残りのロケット花火を赤れいむに対角になるように紐で縛りつける。 念のためボンドでも固定しておく。導火線を長くし一本にまとめておく。 れいむ型ロケット2号の完成だ。 「お前の死は無駄にしない、安心して月に逝って来い!」 「やべろくそじじぃぃぃ!れいむのおちびちゃんをかえせぇぇぇぇ!!」 「いやじゃぁぁぁ!こりぇとっちぇぇぇぇ!!!」 親子の涙の別れも済ませた所で、導火線に火をつける。 人類の期待を乗せてカウントダウンといきたいところだが、今度は見逃さないに集中しよう。 どんどん短くなっていく導火線、纏められていた所が燃え尽きいよいよ個体ロケットブースターに点火だ。 ヒュヒュヒューーーーン! パーーーーーン!! 「おそらをとんでるみたい」すら言う間も与えず飛び去ったれいむ2号。 角度が悪かったのか、川の方へ飛び去り破裂した。 呆然とれいむ2号が飛び去っていった方角を見つめる親れいむ。 ショックだったのか、微かに震えているがいまだに硬直したままである。 月をバックにこの間抜け面の写真をとっておけばよかったかな? 「おぉぉちびちやぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!」 ようやく石化解除されたれいむが泣き叫ぶ、おちびちゃんの尊い犠牲に月夜に吼える。 実際のところ、本当に赤れいむが居なくなって泣いているのか怪しいところではあるが… …秋の長夜のゆ虐は絵になるな。 「ぐぞじじぃぃぃ!よぐもおじびじゃんをぉぉぉ!でいぶがじんぐるまざぁぁじゃなぐなっじゃっだでじょぉぉぉ!!」 もう十分堪能してしまったのだが、これも駆除しないと町の美観を損ねる。 どう処理しようか考えた挙句… そうだ、この方法なら月に届くぞ! それに気が付いた俺は、れいむを鷲づかみにして川に向かって放り投げる。 「よろこべれいむ!お前が月面到着ゆっくり第一号だ!!」 「はなぜぇぇぇぇ!!……おそらをぉぉぉぉん」ザッパーン! 醜い姿の月面着陸船は、水面に映った月に到着すると同時に水飛沫を上げ黒い夜の川に消えた。 しばらくもがいていたのか水面がゆれていたが、すぐに静寂が訪れる。 そこにはただ有明の月ぞ残れり…なんてね。 火曜日 昨日は上質なゆ虐を堪能したため、今日はより質の高いゆ虐をしたいのだが… 火、火を使った虐待は有り触れているからな。 そんな事を考えながら仕事をしていると、 「おーい、こっち来て野良を片付けてくれ」 どうやら、職場に野良ゆが紛れ込んでたようだ。 俺の職場の工場は、山のふもと近くにある工業団地の一角にある。 山が近いせいか、野生のゆっくりがそのまま野良化することが多いようだ。 食料はそれほど無いと思うのだが、住みやすいのか廃材を家にしたり閉鎖された工場内に進入してたりするらしい。 そういうわけで、この辺りではかなりの高確率でゆっくりに遭遇する。 工場内に野良ゆが紛れ込んできて仕事の邪魔をするので、定期的に排除しなくてはならない。 俺の勤めている工場の人間は、殆どがゆっくりをゴキブリくらいに思っているので、 駆除は専ら新人の俺が行う。人面で喋るゆっくりは、駆除するのを躊躇う人間も多いのだ。 俺は平気だけど。 そんなわけで、これから駆除を行うわけだが…… 作業を中断しようとして、ふと今持っていた物に目が留まる。 これは使えるな。 「きたないてでさわるんじゃないんだせぇぇ!はなせくそにんげん!」 汚い手、それもその筈だろう。素手で触るにはこのまりさは汚れ過ぎている。 なので作業用の手袋をつけたまま、まりさを掴み頭を逆さにして落ちない程度に、 潰れない程度に万力で固定する。 「いだぃぃぃ!やべるんだぜぇぇぇ!いまならゆるしてやるからさっさとこれをはずすんだぜぇぇ!!」 苦痛に顔を歪めるまりさ、汚いあんよ醜いあにゃるを必死によじり脱出を試みる。 俺は早速準備を始める事にする。使う道具はガス溶接機。 慣れた手つきですばやくガスに点火する。 勢いよく燃える赤い炎、これだけでも十分汚物は消毒ごっこが出来るのだが、それではただの火炎放射器。 酸素の量を調整していくと、赤い炎の色と形状が変化を始める。 色は赤から青く、青白く輝いていく。形は放射されていた物がだんだん小さく細くなっていく。 肉眼で見るのが少し眩しくなるほどの輝きに変わったそれを、ブリブリしているまりさのあんよに近づける。 「?!…………………ぎょべぼももぶがぼどぶべごごご…!!」 炎を当てた瞬間、炎より少し大きめに黒い丸が出来る。 余りの高温に即炭化してしまったまりさのあんよ、それもすぐに崩れ落ち餡がむき出しになる。 周囲には焦げっぽい甘い香りが立ち込める。 本来ならば、餡が漏れ出すのだろうが、餡も焦げ固まっているためそれが蓋となり餡の流出を防いでいる。 何をされたのか解らなかったのだろう、少し間があって解読不明な言語を撒き散らすまりさ。 目玉をひん剥き号泣するその姿は不細工極まりない。 痛みのためか恐怖のためか分からないが、しーしーまで撒き散らす始末。 本来なら鉄を溶接するための炎だ、熱くないわけが無いのだ。 「ぐびごぢぼぼげどどどごぼぼぼぼでぎげごぐぐぐ…!!!」 今だに凄まじい苦悶の呪詛を吐くまりさ。 今度はその汚らしいしーしー穴と、あにゃるに炎を当ててみる事にする。 「…?!のごべべべぐばごばごごごごご…!!!」 一瞬ビクリと反応した後、より一層大きく目を見開き身を震わす。 しーしー穴周は先ほどと同じく黒い水玉模様に変化した。水漏れの突貫工事も無事終了だ。 続いてあにゃるにも同様の処理を行う。これでもう二度とあにゃるが遣われることも無いだろう。 「なにやってるんだ君は?さっきから変な音が聞こえるんだが… なんだこれ!ぶっさいくなゆっくりだな…」 まりさの撒き散らす騒音を聞きつけ、職場の先輩が現れる。 俺は駆除もかねての実験と称して、この状況を説明する。 ためしに実演すると、必死に身をよじり苦しむまりさに何か感じるものがあったのだろう。 俺にもやらせろと加わってきた。まともに言葉も発することも出来なくもがき苦しむまりさ。 その様子を見て先輩の目の色が変わり始める。ゆ虐の楽しさを解ってもらえのだろうか? 「お前ら揃って何やってるんだ?今は休憩時間だって言うのに…」 「いまはおやつのじかんなんだよーわかるねー?」 そういって現れたのは、ここの親方と愛猫(?)のちぇんだ。 このちぇんは野良なのだが、猫好きな親方が可愛がっているので駆除を免れている。 甘やかされている性か最近ゲスの兆候が見られるのだった。 俺達は事情を説明すると、興味深そうに様子を見守る。 「ぼぐごごご!ぎゅべもも!ぼぼどど!ぶべぐぐぐ!!」 炎を当てられる度に増えていく黒い水玉模様、さながら新種のゆっくりのような姿だ。 もはや言葉すら忘れてしまったのではないかと思われるほど意味不明な叫び声を撒き散らす。 涙はもう枯れてしまったのか、先ほどから出なくなっていた。 「意外とこれは面白いな、新人に危険性を勉強させるのにもいいかもしれんな…」 親方のこの言葉のおかげで、このゆ虐は正式に認可された。 「ごわいよぉぉぉぉぉ!!わがらないよぉぉぉぉぉ!!!」 野良まりさのあまりの惨状を目の前にして、ゲス気味ちぇんが叫びを上げる。 親方がそれをなだめるが、この性でせっかく認可が下りたゆ虐が廃止されても困る。 俺はすかさずフォローに入る。 「ちぇん、怖がらなくていいよ。このまりさはゲスな野良だからこんな目にあっているんだよ。 ゆっくり出来ないゆっくりだからお仕置きをしてるんだ。こんな目に合うのは人間に汚い言葉を使ったり、 あまあま持って来いと要求したりする悪いゆっくりだけだよ、安心していいよ。」 そう言って俺はちぇんに怪しく微笑む、親方は俺の言葉に満足したのかそれに同意した。 ちぇんはガチガチ震え、涙としーしーを垂れ流していた。 これで少しはゲス治療になるだろうか?そんな事を考えている内に体中に黒い水玉の出来たまりさが完成した。 目と口は潰してない。髪は所々焦げており、円形脱毛されているところもある。全身から焦げた甘い匂いをはなっている。 もはや声も出ないのか、大きく目を開き歯を剥き出しガチガチ震えるのみだった。 「これでも生きているなんてすごいな、不思議生物だな、また駆除する時は教えてくれ」 「確かに生命力だけは凄いですね…意外と面白かったですか?」 「結構楽しかったかもしれない…」 先輩と俺は大満足。今日のゆ虐も大成功だ。 ちなみに万力から解放されたまりさは一応親方とちぇんに見せに行った。 親方は面白そうにまりさを見ると、空の植木鉢にまりさを入れて飾っていた。 さながらどこかの珍植物のようだ。ちぇんは恐怖に震えるだけだった。 水曜日 今日は水曜日、本日も仕事中に来訪者が現れる。 先輩に呼ばれて見に行けば、そこには親ありす、親まりさ、子ありす、子まりさの家族が居た。 「ゆっふっふ!またあたらしいどれいがきたのぜ!」 「はやくひざまづきなさい!とかいはなありすのどれいにしてあげるわ!」 「やい!そどれい!はやくあまあまもってくるのじぇ!」 「おとーさんたちはつよいのよ!はやくいうこときいたほうがみのためよ!」 言いたい放題のアホ一家。先輩はそれを見て嬉しそうにしている。 「昨日のあれ、またやってみるか?昨日と違う種類も居るし…」 乗ってきてくれるのは有難いが今日は水曜日、せっかくなので水を使いたい所なのだが… そう言って手に持っていたこれに気がつく。 これも水じゃないか… 「どがいば!!!あづいぃぃぃぃ!!!」 「ゆぼべぇへ!!ゆぎゃぁぁぁぁあ!!!」 水圧に耐え切れず吹っ飛ぶゲス夫妻、熱水を浴びた顔の一部が醜く垂れ下がる。 そう、今回使っているこれはスチーム洗浄器だ。 知らない人もいると思うので簡潔に説明すると、 これは熱水を高圧力で排出し頑固な油汚れ等を落とす洗浄器だ。 消防士が水を巻くのに使っているアレを思い浮かべてほしい。 水圧はあれほどではないが、吐き出されるのが水ではなく高温の熱水なのだ。 偉そうにしていたゲスが醜くうごめく様子に先輩も清掃に参加する。 「おちょーしゃん!おきゃーしゃん!ゆっくりしty…?!ゆごぼぶ!!」 「きょわいよぉぉぉ!!とかいはじゃにゃいわぁ…?!げぼごぼぼ!!」 先輩は子ゆっくりに向けて放水した。 熱水と水圧のコラボに耐え切れなかったのか一瞬で崩れ饅頭になる。 グズグズに溶けてしまった饅頭をさらに洗浄してみれば、あっという間に解けて流れ消えていく。 「子供は意外ともろいんだな…あっけ無かったな…」 「まあ、まだ親が残ってますし…一匹ずつやりますか?」 あっさりと崩れ落ちた子饅頭に少しがっかりした様子の先輩だったが、俺の言葉に目を輝かせる。 こんなに楽しそうに笑う先輩は初めて見た。俺と先輩は仲良く饅頭夫妻を分けることにした。 先輩はありす、おれはまりさを駆除することになり、再び洗浄を始める。 「やべでぇ!ぼごべぶ!!あづいばぼぼごべ!!」 熱水を浴びせられながらも器用に悲鳴を上げるありす。 顔は次第に垂れ下がっていき、自慢の金髪も流れ落ち始めている。 水圧に皮が負けカスタードが流れ出す様子はまるでふやけたシュークリームだ。 「なんだか、シュークリームが食べたくなった…」 先輩も同じことを考えていたようだ。 声も発することが出来なくなったありすは、そのまま溶けて流れていった。 もがき苦しんでいたまりさだったが、その様子を見ている内にどんどん青ざめていった。 「ごべんなざいぃぃ!まりざをゆるじでくだざいぃぃぃ!なんでぼじまずがらぁぁぁ!!」 「…どうしようかこれ?」 先輩の表情が曇り始める、普段怖そうなイメージがある先輩だが意外とやさしいのだ。 「気にしない方がいいですよ、こいつら訳も分からずに言ってるだけですし… これ、謝ってますけど何で謝ってるのか分かってないんですよ。ただの命乞いです。 生き延びる為にはなんでもする下衆な奴等なんですよ」 「…最低だな…情け無用か…腐った根性を洗い流してやってくれ」 俺は先輩の言葉にしたがいまりさの帽子目掛けて放水する。 帽子は簡単に吹っ飛びすぐに溶け出し磯のりのような物に変わっていく。 「ゆっぴぃぃ?!まりざのずできばおぼうじがぁぁぁぁ!!!」 変わり果てた帽子を必死になめているまりさ、当然そんなことで帽子が直る筈も無い。 知らない人が見れば、帽子無しゆっくりが号泣しながら磯のりを舐めているように見えるだろう。 俺はさらに帽子に熱水を浴びせる。磯のりとなったそれは流れに乗って排水溝に吸い込まれていった。 「ゆぎょわぁぁぁぁぁん?!おぼうじがながれていっじゃっだよぉぉぉぉ!!!」 ふと、視線に気がつく。遠くから俺達の様子を興味深そうに見守る親方とちぇん。 親方の口元が少し緩んでいるのと対照的にちぇんは号泣しながら震えていた。 「さあ?覚悟はいいかまりさ?安心しろ、きっと下水で溶けたお帽子と一緒に混ざり合えるよ」 「ゆががががが…」 俺は残された哀れなゴミ袋も綺麗に溶かし洗浄を終えた。 木曜日 今日は木曜日、木を使ってゆ虐してみたいんだが… 爪楊枝や割り箸を使うのも面白くないな。 そう考えていると先輩がなにやら大きめのポリバケツを運んできていた。 中身を見せてもらうと70?の容量いっぱいに木の削り粉が入っていた。 先輩はこれを花壇の肥料に使うために近所の木工所から貰って来たそうだ。 これは使えるかもしれない。 「先輩、これまだ余ってますかね?……」 45?の容積のゴミ袋いっぱいに木の削り粉を貰って家に帰る。 途中でお腹をすかせたれいむを運良く発見したのでお持ち帰りだ。 「おにいさん、れいむをかってくれるんだね、れいむはおなかがぺこぺこだよ! はやくなにかたべさせてね!いっぱいでいいよ!!」 嬉しそうに揉み上げを動かすれいむ、そのウザきもさに耐えながら家に向かう。 れいむを直接持つのは汚いので、コンビニのビニール袋に入れて運ぶ。 楽しそうに雑音と大差の無いお歌をうたうアホ饅頭。 自分が幸せになると信じて疑わないのだろう。 「ちょっとせまいけどきにいったよ!ここはれいむのおうちだよ!おにいさんはどれいにしてあげるね!」 帰宅してれいむを袋から出したとたんに、おうち宣言&奴隷宣言。 得意そうにしている顔が俺をイライラさせる。 この自信はどこから沸いて出てくるのだろうか? 「どれいははやくごはんをもってきてね!あまあまでもいいよ!たくさんもってくるんだよ!!」 早速食べ物を要求してくるアホ饅頭。俺はその要望に答えてやる事にする。 「れいむちゃんはお腹がすいているんだね?沢山食べたいのかい?」 「そうだよ!れいむはおなかがすいているんだよ!りかいできたらさっさとうごいてね!」 得意そうにふんぞり返る醜い塊、目の前にいる人間が自分の奴隷になったと信じて疑わないのだろう。 餡子脳の思考回路はどうなっているのか早く学者に解明してもらいたいものだ。 まあ、お腹をすかせたご主人様気取りのれいむを待たせるのも可愛そうなので俺は食事の準備をする。 食事の準備といっても俺のなのだが… れいむを透明ケースに閉じ込め目の前で食事を開始する。 なにやら喚いている様だがこの箱は防音加工されているので気にならない。 恨めしそうに涎をたらしながらこちらを見つめるれいむ。 …これは不味いな、食欲をなくすな。 あわててれいむ入りのケースをテーブルから下ろす。なにやらピコピコワサワサしているが見なかった事にする。 不細工なゆっくりと一緒には食事が出来ないな。 そう思いながら、さっさと食事を終わらせれいむをテーブルに戻す。 ケース内に涎を撒き散らしていたのでかなり汚い。 テーブルを汚さないように新聞紙を敷いてからその上にれいむを置く。 自由になったれいむは早速く汚い口を開く。 「どれいのくせに、れいむよりさきにごはんをたべるなんてなまいきだよ!! せいさいされたくなかったらさっさとあまあまもってきてね!!」 「…そうだな…あまあまはないが…これを腹いっぱい食べせてやろう。」 そう言って取り出したのは今日貰ってきた木の削りカス。 鰹節の削り粉にも見えなくも無いそれをれいむの目の前に出す。 「なにいってるの?こんなものはたべないよ!あやくあまあまもってきてね!」 「腹減っている野良の癖に贅沢だな、食べてみれば結構上手いかも知れんぞ?」 「それならどれいがたべればいいでしょぉぉ!ばかなのぉ?しぬのぉぉ?!」 そう叫ぶれいむの口を無理やり開かせ、削り粉を流し込む。 堪らず吐き出そうとするが、俺は口を押さえそれを阻止する。 さっきまでの威勢のよさが嘘のようにれいむは目を剥き涙を流す。 「ふぼごぼぶぼっ!ぱーしゃ、ぱーしゃ、ふしあわしぇー」 口を閉じたままどうやって喋っているのかは知らないが器用な奴だ。 そんな様子を見ていてあることを思い出した俺は、れいむの口を押さえつつ忘れ物を取りにいく。 棚から布製のガムテープを取り出し適度な長さに千切ると、それをれいむのあにゃるに貼り付ける。 これをして置かないとせっかく食べさせてもうんうんとして排出されてしまう。 それでは面白くない、せっかくだから存分に木を味わってもらおう。 あにゃるにガムテープを張られたのが気持ち悪いのか、しきりに尻を振るれいむ。 ブリブリしてて気持ち悪いので一発尻を叩くと大人しくなる。 口を塞がれ尻を真っ赤にして泣いているれいむに先ほどの自信たっぷりだった姿は何処へやら。 俺は更にれいむに木屑を食べさせる。希望通りにお腹いっぱいになって貰おう。 「ぐべぼぼぼ!ぶばごば!ぼうだべらざぜないでぇ!ぺぺぼぶっ!」 持ってきた木屑の半分ほど食べさせただろうか?れいむはパンパンに晴れ上がっていた。 これ以上食べさせて爆ぜさせるのも勿体無い気がするので、ガムテープでれいむの口を塞ぐ。 眉毛を八の字に曲げて涙を流すその姿に愛嬌を感じたので、 ベランダに置いてあった大き目のポリバケツにれいむを入れて置く。 このバケツは強風でも倒れないように底に重しが入れてあるので、ゆっくり如きでは倒すことも出来ないだろう。 微かにうなり声も聞こえるが、このくらいは問題無しだ。 今日も楽しいゆ虐をありがとう、とポリバケツにそっと呟く。 金曜日 気が付いたらあっという間に一週間が経ってる。 ゆ虐の無限の可能性に感心しながら、今日の虐待テーマを考える。 金、きん、かね、ふーむ、ゆっくりに金なんて勿体無い気もするな。 そんな事を考えていると、今日の尊い犠牲となるゆっくりが馬鹿面下げて現れる。 「ゆん!きたないところだぜ!こんなところにすんでるにんげんはあわれなのぜ!」 またまりさだ、本当にれいむとまりさは数が多い。駆除しても次から次へと湧いて出てくる。 その無駄な繁殖力を絶滅を危ぶまれる動植物に分けてあげたいほどだ。 そんな事を考えていると、野良の声を聞きつけた先輩が現れる。 「あぁ、また来たんだね、今日はどんな駆除をするんだい?」 駆除というよりは虐待なのだが、先輩が楽しそうにしているのであえて突っ込みは入れないでおく。 「今日は金曜日なんで金にちなんでやってみようと思うんですけど…」 「金ってゴールドかい?それともお金?金属ってことでも良いのかな?」 「まあ、その辺りならなんでもいい気がしますが…」 そう言うと先輩は何か思いついたらしく、まりさを捕まえ万力で固定する。 月曜日にやったようにあにゃるを上向きにしてあるのだが、固定されているのは底部のほうだ。 「ゆぎぁぁぁ!あんよがいたいんだぜぇぇぇ!どれないんだぜぇぇぇ!!!」 少し斜め向きに固定されたまりさは必死に身をよじるが、そんな事で万力のから逃れられるはずもない。 先輩はそんな様子を見ると楽しそうに目を細める。滅多に見せない素敵な笑顔がそこにはあった。 そんな先輩に思わず見とれていると、今度は何か手に持っていた物をまりさのあにゃるに突き刺した。 「ゆぶずんっ?!あにゃるがいだいんだぜぇぇぇ!!でもすこしだけふしぎなかんじがするんだぜぇぇ!!」 気色の悪い事を叫ぶまりさのあにゃるをよく見れば、そこには少し太めのボルトがネジ部から刺さっていた。 更に先輩は何かを準備している、今度持ってきたのはガス溶接機のトーチ(火が出るやつです) いや、よく見るとこれは… 先輩は楽しそうに点火して火を調節していく。 青白く輝くその炎をあにゃるに刺し込まれたボルトの頭に当てていく。 「ゆふ~~ん!なんだかあたたかくなって………ゆぎゃぁぁぁぁ!!あついんだぜぇぇぇ!!」 熱いに決まっている、熱せられたボルトの頭は徐々に赤くなってきているのだ。 オレンジ色に輝き始めだすと、先輩はトーチを操作する。 途端に激しい火花が飛び散りだし、ボルトの頭は瞬く間に溶けていった。 「ゆんぼがごごごごべえぇぇぇぇ!!!」 今回使ったのは溶接用のトーチではなく溶断用のトーチである。 これで鉄板を切ったり、こんな風にボルトの頭を切り飛ばしたり出来るのだ。 溶けたボルトがあにゃるに溶着される、あにゃる周辺には飛び散った鉄がくっついている。 焼けたボルトはまだ熱気を帯びており、煙が立ちも上っていた。鉄と饅頭の焦げた匂いがあたりに漂う。 当のまりさは全身に汗(?)をびっしり掻き、しーしと涎と涙を撒き散らしていた。 汚らしい分泌液の四重奏に思わず先輩の顔に笑みがこぼれる。 思わず可愛いと思ってしまうその横顔。 先輩は爽やかに笑いながらこっちを向くと、君もやってみるか?と問いかけてくる。 俺はまりさを万力から外すと、両手で振動を与える。 「ぐぎぼぎがががが……ぶぶっ!ゆっふ~ん!」 こんな時にでも本能には逆らえないのか、まりさはぺにぺにを立てて発情する。 そんな様子を見ていた先輩は少し顔を赤くする、やっぱり可愛いな。 俺は先輩が持ってきたものより若干細めのボルトをぺにぺにに押し当てるとそのまま押し込んでいく。 「ゆふふ~ん!ゆんっ?!ごべがあべどぼぼぼ!」 ぺにぺにを無理やり押し戻されたからか、あにゃるを塞がれた痛みを思い出したのかは解らないが、再び騒ぎ出すまりさ。 ぺにぺに…というか今はまむまむだな、をボルトで塞がれたまりさにむけて先ほど先輩がした処置を俺も施す。 「あぢゅいぃぃ!!がぼげべべべどがぼぼぼぼぐばばばばば!!!」 汚い騒音を聞きつけたちぇんと親方も側で様子を見守る。こうしてまむ&あにゃるを塞がれた改造まりさが完成した。 親方は楽しそうに改造まりさを植木鉢にねじ込むと、それを月曜日に作った水玉まりさの隣に並べた。 親方はあれから定期的に水玉まりさにオレンジジュースをやっているらしい。 だが、加減を心得ているのか一向に傷がふさがることはない。案外親方も昔は鬼威参だったのかもしれない。 そんな親方にちぇんはただ、「わからないよぉぉぉ!!」を連呼するだけだった。 土曜日 今日は仕事はお休み、ゆ虐を楽しんでいたら一週間がもう終わりだ。 本日の予定は特になかったのだが、先日先輩と園芸の話になってしまい、今は先輩宅にお邪魔している。 割と広い家に一人暮らしをしている先輩が自慢の花壇を見せてくれた。 先輩はとても楽しそうに花々の世話をしていた。そんな様子を見ていた俺も思わず笑みがこぼれる。 俺が見ていることに気が付いた先輩は少しむっとしたような顔をした。 「…こんな僕が花を愛でているのは可笑しいのかい?…」 「そんな事はないですよ、素敵な趣味だと思いますよ」 「…あぅぅ………その……ありがとう…」 そう言うと、顔を赤くした先輩は顔をそらしてしまった。 っと、こんな状況でもゆ虐は忘れていませんよ。 今日は土曜日、土を使った…というか土を作ってもらう虐待をすること決めた。 俺は木曜日に捕らえたれいむをポリバケツごと先輩宅に持ち込んでいた。そう、コンポストにするためだ。 ポリバケツの底に土を敷き詰めれいむに張ってあったガムテープを剥がす。 木曜日にはパンパンに晴れ上がっていたれいむも昨日絶食したのが良かったのか元の体系に戻っていた。 なにやら騒ぐれいむだったがそのまま再度ポリバケツの中に入ってもらう。 先輩は台所から残飯を持ってきて中に放り込む。 「ゆぶぶ!くさいよ!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「ゆっくり出来なくて結構、それがお前の食料だからな」 「なにいってるのぉぉぉ!こんなものたべられるわけなでしょぉぉぉ!!ばかなの?しぬのぉぉぉ?!」 「それを食べなきゃ死ぬのはお前だ、餌はそれしかやらん、死にたくなければ食べろ!」 「ゆぎぎぎぃ……………………むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせぇぇぇ…」 絶食が効いているのか、不満を言いながら残飯を食べるれいむ。 俺とれいむのやり取りを見て楽しそうに笑う先輩だった。 日曜日 今日は何時もより早起きしてみた、せっかくの休みだから何だか勿体無い気がしたからだ。 約束の時間までまだあるので、今日は太陽の恵みを使った虐待を行うことにする。 今日使うゆっくりは昨日の帰りに拾ってきたれいむとまりさの番だ。 本当にうんざりするくらい見かける顔だが、これからの予定が楽しみなのでゆ虐にも思わず力が入る。 取り出したるは何処にでもある虫眼鏡。これをお日様を使った虐待といえばやることは一つ… 「やべでぇぇぇ!!まりさのおぼうしにあなをあけないでぇぇぇぇぇ!!」 「ぷぷっ!おかざりのないぶざまなゆっくりがいるよ、ゆっくりできないよ!おぉあわれあわれ…」 「れいむぅぅぅ!どぼじでそんなこどいうのぉぉぉ?!…ゆわぁぁぁん!おぼうじさんがぁぁぁぁ!!」 もはやテンプレなやり取りではあるが、見てて飽きないアホな連中である。 れいむとまりさは透明ケースに別々に入れてある、その目の前で帽子を虫眼鏡で焼いているのだ。 号泣するまりさとそれをあざ笑うれいむ、お前達は番じゃなかったのかと問い詰めたくなる。 ピンポーン!「……そろそろ起きているか?……」 そんな声がドアの向こうから聞こえる。 あわてて俺は玄関に向かう、ドアを開けると何時もより御洒落をしている先輩がいた。 少し恥ずかしそうにしている先輩を見ていると、 「……似合わないと思っているんだろ?……」 「そんな事はないですよ、そういう先輩も素敵ですよ」 「…はぅ………ありがとう…」 そう言って先輩は顔を赤くする。本当に可愛いな。 そう、今日の予定は先輩と買い物に出かけるのだ。まあ、言い換えればデートになるのかも知れない。 先日園芸の話で盛り上がったのだが、その際に花を育てるのが好きなゆっくりがいる事を話と先輩は大変興味を持ったようだ。 元々一人暮らししている事もあり、寂しがりやの先輩にゆっくりゆうかの事を話したのだ。 今日は一緒にペットショップに行ってゆうかを見に行く予定だ。先輩は胴付ゆうかに大変興味を持っていた。 「……所で、その手に持っている虫眼鏡は何?」 「ああ、これですか?これはですね…」 そう言って本日のゆ虐内容を話すと、自分もやってみると答えてくれた。 先輩を家に招きいれ、ベランダに案内する。 そこには未だにまりさを罵倒するれいむと、帽子を見つめひたすら泣くまりさの姿があった。 先輩に虫眼鏡を渡すと、先輩はれいむを箱から出して太陽を背(?)に向けさせる。 そのまま虫眼鏡で光を集めると、れいむの髪を焦がし始める。 「なにするの、このくそ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなって……あづいぃぃぃぃぃ!!!どうなっでるのぉぉ?!!」 髪を太陽光で焼かれるれいむ、その姿は現代に蘇ったカチカチ山だ。 必死に揉み上げをピコピコさせるれいむを見て、楽しそうに目を細める先輩。 俺は部屋に戻り、先輩の持っているものより少し大きめの虫眼鏡を取り出す。 そんな様子を見守る先輩。 俺は帽子を見つめるまりさを箱から出すと、まりさの目が動かないように、瞼を閉じられないように押さえつける。 「ゆっぎいぃ!なにするのぉぉ!いだいでしょぉぉぉぉ!おぼうしをなおしてよぉぉぉぉ!!」 まりさの黒目を太陽に向けると、虫眼鏡で集めた光を黒めに当てる。 「ゆぎぃぃぃぃ!!まぶじいよぉぉぉ!めがいだいぃぃぃ!!ぼうやべでぇぇぇぇ!!!」 太陽の恵みをその瞳に浴びて、まりさは大きく身をよじる。 「…君は面白いことを思いつくんだな…」 感心した様に先輩が言うと、俺の真似をしてれいむの黒目に太陽光を浴びせる。 「ゆがぁ!なにをするこのくぞ……ゆぎゃぁぁぁぁ!れいむのおべべがぁぁぁぁ!!たいようさんやべでぇぇぇ!!」 そんな事を言っても太陽が光るのを止める訳でもないのに、必死に叫ぶれいむ。 あまりの滑稽さに思わず二人で笑ってしまう。 今週は楽しい一週間だったな。 完 ちなみに親方の愛猫のちぇんはあれからすっかり大人しくなってしまった。 かつてのゲス予備軍だった面影は一切見られなくなった。 俺と先輩を見る目が怯えていた。 そんな様子を楽しそうに親方は眺めるのだった。 こんな物を書いていますが、私は事務職です。 短編的な感じで一週間ゆ虐を書いていたなら何だかおかしな方向になりました。 先輩がどんどん可愛くなっていくので、勢いでこんな流れになってしまいました。 先輩が男の娘か女の子かはご想像にお任せします。 ゆっくりもうそうしていってね!! 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 先輩がちょっとあざとい -- 2014-02-27 20 45 22 ↓↓死ね -- 2013-12-29 10 57 46 こんなかわいい子が女の子な訳がない -- 2013-06-05 00 39 30 うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ -- 2013-04-15 19 33 07 先輩の人気が有頂天 -- 2011-09-18 03 04 33 ↓↓↓俺は先輩は最初から一人称が僕の女の子だと思ってたからその発想は無かった -- 2011-09-15 19 01 41 実はうほっ…なSSだったんだな -- 2011-01-13 22 08 03 ↓その可能性も捨て切れない…。男同士のラヴストーリーの序章なのかもしれない…! と考えたら急に気分がおげぇ -- 2011-01-04 22 43 58 最初のうちは阿部さん顔の先輩を思い浮かべていたから、頭の中が混乱しています。 -- 2010-12-13 20 46 52 月曜日、もっときつくてもよかったんじゃないかな?とほざいてみる。もっと痛みを、恐怖を絶望を 与えたほうが鬼意山っぽいと思う 工場のみんな、天性のゆ虐センスがあるな。 -- 2010-12-12 00 11 06 女の子に決まってる! いいねぇ、工場の道具を使った専門的なゆっくり虐待にきゅんきゅんした。 木屑詰め込みも面白いね。 一応消化できる物だったようだけど、これをつかって、鉛や石や廃材も消化させられないかなーw -- 2010-11-18 22 58 40 俺女なのかー -- 2010-08-04 00 22 48 おもしろかった。 -- 2010-06-14 21 27 34 女の子だな…確実に…!異論は認めない -- 2010-05-22 22 33 40 続きが気になるな(先輩的な意味で) -- 2010-05-15 11 09 08
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いじめはあったのですか? 職員同士でですね、 些細な事でもめて 段差のある所から肩を突き飛ばされて… って事がありました。 牛乳の取り分の事で。 間違えて他の先生が持ってったんですけど、 私だと疑われてキレられた時はびっくりしました。 でもあの時、後ろにすっころんでたら大変な事になっていたかもしれないです。 他には? 先輩保育士の一部ですけど、 子供の名前を呼び捨てで呼んでましたね。 これは更に上の先生に注意されて、今は直してるはずですが。 子供にとってはイヤだったかと。 あと、園長は私たちの事を苗字で呼び捨てで呼んでます。 敬称をつけて呼んでくれたのは面接の時だけです。 呼び捨てだと威圧的な感じですごくイヤでした。 今でも恐らくは……。
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ただ淡々と 5KB 虐待-普通 理不尽 家族崩壊 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 透明な箱 現代 虐待人間 息抜きショートショート ※短くて面白いのって難しいです。 人間には慣れがある どんなに面白いゲームだってずっとやっていれば飽きてしまう ゆっくりの虐待も同じだ 初めてやった時は面白かった、脳髄から痺れるような興奮がたまらなかった 面白くて面白くて、何匹も何匹も潰した まりさの足を焼き れいむの腹を掻っ捌いて赤子を引きずり出し ありすのプライドをズタズタにした上で生殖器を潰し ぱちゅりーにゆっくり時間をかけて己の無能さを理解させ ちぇんをらんの目の前でレイパーに犯させ そのらんの眼球を潰しちぇんの悲鳴だけを聞かせ続ける 他にも数え切れないほどの虐待をした ネットや本で日々追加される虐待を1つ残らず試してみた。 通常種も、希少種も、飼いも、野良も 大ゆっくりも、子ゆっくりも、幼ゆっくりも、赤ゆっくりも、ドスも 家で、透明の箱で、近所のゴミ捨て場で、路地裏で、山で、川原で 潰し、燃やし、沈め、斬り、突き、打ち、剃り、割り、削り 心を壊し、強姦させ、憤死させ、共食いさせ、殺し合わせ、自殺させた だが、飽きた やり尽くしたとも違う 単純に「ゆっくりの反応の限界」を思い知らされたのだ 例えば、今近所のコンビニに買い物へと歩いてる 普段から使用している、歩いて5分も無い道のりだ。 道脇に建設現場がある、最近古い家を取り壊し更地にした場所だ 看板には「○○マンション建設予定地」と書かれている 積まれた資材にブルーシートがかけられているが作業者は誰も居ない 今日が休日だからだろう。 ここで思う。 多分あのテントの様なブルーシートの下にゆっくりの家族が住み着いてる。 「ゆゆ~んとってもゆっくりできるおうちだよ!」とか言ってると思う。 土地に沿って張られた黄色と黒のロープを跨ぎ、工事現場に入り込み青テントの中を覗く。 「ゆゆぅぅぅ!!おきゃーさんとってもゆっきゅりできりゅおうちだよ!!」 「ゆ~おちびちゃん。きょうからいっぱいゆっくりしようね!!」 案の定だ。薄汚い紅白饅頭の母子が今正に住み着いた直後だ。 いささか頬がゲッソリしている所を見ると食うや食わずでようやく見つけた安住の地らしい。 こちら覗き込んでいても気付かない愚鈍さ。全く面白みの無いザ・テンプレート・ダメ・饅頭だ。 「おい!お前ら」 ぶっきらぼうに声をかけながら、次に言うべき事を考える。 「ゆゆっ!おきゃーさん!にんげんしゃんだよぉ!!」 「ゆっ!おちびちゃんはれいむのうしろにかくれてね!にんげんさんかってにはいってこないでね! ここは ─ 『お前らはつい最近、父親であるまりさに捨てられただろ?』─っゆぅ!!!ななんでそれを!!」 喧しい母れいむの抗議を遮る様に言うと一瞬で顔色が変わる。図星だったようだ。 今度は後ろに隠れようとしていた鈍臭い子れいむが"がびーん"と言った表情で母に叫んだ。 「!!??おきゃーさん!!ほんちょーなの!!まりさおとーしゃんもうかえってこないの!!なんじぇ?なんじぇ?」 「ゆゆゆゆゆゆっっぅぅぅ!!そそそそれはね!それはね!!ゆぅぅ!! そそんなことないから!おちびちゃんはなにもかんがえずゆっくりーしてね!すーりすーりしてあげるからね!」 「ゆゆ~んくしゅぐたいよ~おきゃぁしゃ~ん!しゅ~りしゅ~りゆっきゅり~!!」 突然始まる母子のスキンシップ こんな誤魔化し方しかできない母に、こんな事で誤魔化される子供。 だから、大体のれいむ種なんてゲスなまりさに適当にすっきりーさせられて捨てられるんだ。 ゲスにさえ捨てられるクズ。それがれいむ種。 非生産的な親子の抱擁なんて見てても面白くとも何とも無い。 横ににある資材と一緒に置かれたショベルを手に掴む 「おい。れいむ出て来い。あまあまくれてやるぞ」 「ゆっ!ほんとう!?おちびちゃんちょっとまっててね!いまあまあまさんもってくるからね!」 「あみゃあみゃしゃんはやきゅだべちゃいよ!ゆっきゅりまちゅよ!」 "疑う"と言う発想すらなく、ただただ幸福に(気持ち悪く)顔をニヤつかせテントから飛び出す母れいむ ── の真上に、フライパンを頭に叩きつける様に。ショベルの凸面を振り下ろす。 「あまあまどこ ─ 『ベジョンッッ!!!』!!」 饅頭は爆ぜた。死ぬ間際の言葉は「あまあまどこ」。 馬鹿と言う言葉以外の形容詞が見つからない。 一部始終を見ていた子れいむは惨事の数秒後に"びっくりー"と言う表情をした。反応が遅い。 ここで俺は思う。多分、次の子れいむの台詞は「おぎゃぁぁぁじゃぁっぁぁんん!!」 「お、お、おぎゃぁじゃぁっぁぁんん!!ゆっきゅりだいじょぉぉぉびゅぅぅぅ!!!???」 大丈夫なわけ無いだろうアホが。もう死んだよ。二度と動かないよ。 お前は天涯孤独になったんだよ。たった今。 「くだらない・・・」 こいつらの脳はボキャブラリーが少なすぎる たまには俺が驚く言葉でも吐いてみろってんだ。 ベビョリ・・・と言う不愉快な擬音と共に"元"母れいむの頭からショベルを引き剥がし元の位置に戻す。 子れいむの悲鳴を背に踵を返しコンビニに向かう。 数分後に買い物の帰りに再び工事現場を覗くと、カラスが2~3匹ギャアギャアと騒いでいるだけだった。 帰宅。リビングに汚い野良まりさが詰め込まれた透明箱がある。 先日、近所でウロウロしてるのを暇つぶしに捕獲したゲスまりさだ。 「・・・さて、どうお前を殺したものかな?」 「や、やめるのぜ!まりさがしんだら、かぞくがかなしむのぜ!さっさとまりさをそとにだすのぜ!」 「別にいいじゃん。お前が死んでも悲しむやつなんて居ないよ。と言うか居なくなった。」 「な、なにいってるのぜ!ばかなのぜ!?にんげんはばかなのぜ?」 馬鹿はお前だ。と言いたい所だがそれすらも最早面倒くさい。 恐らく、このまりさは最後には「やめるのぜ~やめるのぜ~」とか叫びながら死んでいくのだろう。 饅頭の未来選択肢は恐ろしく狭い。 「つまらない・・・」 ガタガタと不満をぶちまけながら箱を揺らす浮浪饅頭を眺めながら本当にそう思う。 しかし、虐待を止める事はできない 何故だろう?習慣にでもなってしまったのだろうか? 違う、宝くじの様に当たりを期待しているのだ。 当たりのゆっくりを探しているのだ。 次のゆっくりは斬新な台詞を吐いてくれるかもしれない 次の次のゆっくりなら、こちらが驚く行為を取ってくれるかもしれない 今日も、明日も、明後日も 淡々と虐待を続けていくだろう。 そう、ただ淡々と・・・淡々と・・・・ 作:六人 他: ふたば系ゆっくりいじめ 212 下卑た快感 ふたば系ゆっくりいじめ 254 アザーワールド ふたば系ゆっくりいじめ 515 公認虐待 ふたば系ゆっくりいじめ 737 真理の扉 ふたば系ゆっくりいじめ 758 全自動復讐システム ふたば系ゆっくりいじめ 794 全自動復讐システム -初期型- ふたば系ゆっくりいじめ 809 全自動復讐システム -世界- トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 俺だったら、特定の虐待だけを極めてみたりするかな? 徐々に時間を掛けてやる、劇的に一気にやる、親子が対象、群れが対象、 などバリエーションを増やして、まるで研究するみたいにやるかな? ※「いい意味で」とか「逆に」とか多用しないほうがいいぞ? 喧嘩腰というか、バカな人間に見えるwww -- 2018-03-13 22 08 34 ↓良い意味でなw -- 2013-06-11 20 35 17 真面目に語れるお前等が怖い -- 2013-06-11 20 34 46 他の人も言ってるけど、一回「愛で道」に入ってみるのがマンネリ打破になるんじゃねえかな。 -- 2012-09-12 11 49 26 プチプチと同じで飽きないとおもうξ(・∀・) -- 2011-02-16 20 29 35 いやー?飽きないだろーw 虐待なんて面倒な事しなくてもただ踏み潰すだけで永久に飽きないと思うがなぁ まあでもこの鬼威山は「虐待はマンネリ」してきただけで、呼吸するように殺してはいそうw -- 2011-01-04 05 41 39 他の趣味を見つけるべきだろうなぁ。 一旦、その道から離れれば新しいアイディアも沸くかもよ?w -- 2010-11-19 20 21 22 飼いも、野良も って書いてあるから愛でてから虐めるのはやってそうだな -- 2010-09-10 02 00 45 愛でてからまた虐めようよ -- 2010-07-27 09 21 30 虐待に飽きた?じゃあ愛でようよ。 -- 2010-07-01 00 34 44
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いじめ相談所 ここはみなさんのいじめ体験を話しそのいじめに対する対策を考えたり気持ちをすこしでも楽にするために設けられた場所です! いじめには様々ないじめがあり近年では「デジタルいじめ」という携帯電話を利用したいじめが増加傾向にあります! いじめを止める事はできませんが、いじめられている人の心のケアはしてあげれるのです! そんないじめで困っている人の相談に乗ります! 勇気を出して話して下さい! 件名には「いじめの相談」と記入して下さい! どこの誰など、個人情報は記入しないで下さい。 返信に1日遅れる場合があります。 いじめ相談
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「うっうー!」 「うあ☆うあ☆」 大型の育舎の中に、二十匹近い胴付きのれみりゃがひしめいている。森から狩られてきたれみりゃだ。 男が、一匹のゆっくりをつれてやってきて、育舎のドアにかけられていた<れみりゃ/用途未定>のプレートを抜き取った。 ある育舎のレポート by ”ゆ虐の友”従業員 がちゃり。 育舎の二重ドアが開く。ドアは両方同時には開かないようになっており、中のゆっくりが外へ出ることはない。 男とともに育舎に現れたゆっくりは、胴付きのふらんだ。 ドアの近くで座り込んできたれみりゃの一匹がそれに気づき、新しい仲間へと近づく。 「ふらんだどぉ~!あう~☆」 れみりゃは両手を頭上に掲げて歩み寄る。 「おねーさまー!」 ふらんもそれに応じる。 しかし、互いの距離が触れ合うほどに近くなった瞬間、ふらんの目に深い光が宿った。 「なかよくするどぉー!ふら、」 ズドムッッッ!! 鈍い音が育舎を揺るがした。 「う?う?」 れみりゃの肥った腹部にふらんの拳が突き立っている。ふらんはその拳をさらにねじ込むように一歩踏み込むと、 「うあー!」 れみりゃの体を突き上げるようなアッパーを繰り出した。 「う゛う゛う゛ーー!!!???」 れみりゃは軽々と吹き飛ばされ、天井にぶつかって落ちてくる。 「うっふふー!」 ふらんはその落下点へとすばやく移動し、 「とぉー!」 上段足刀蹴りで壁へと叩き付ける。 「………あ゛う゛?あ゛う゛?あ゛う゛?」 当のれみりゃはいまだ状況を理解できず(ここまで4.09秒)、ただ全身の痛みと恐怖に混乱している。 「うー!おねーさまいっぱーい! みーんなこわしてあげるのー!」 ふらんは腰に手を当ててそう宣言する。 「よし、がんばれ」 男が育舎の天窓を開け、木の棒を投げてよこす。それを手にしたふらんは一層奮い立った。 「れーばてぃんのさびにしてあげるのー!」 こちらも状況を理解できずに、目を丸くするばかりの別のれみりゃの群れに突っ込む。 「くりゃえー!」 木の棒――”れーばていん”を一閃。それまで輪になって踊っていた三匹のそれぞれ腕、腹、帽子を引き裂く(6.35)。 「あうー!?いだいどぉぉぉーー!!??」 「おぜうざまのえれがんとなおなかがぁーー!?」 「ざぐやー!ざぐやー!」 それぞれの頭をもう一度ずつれーばていんでぽかりと叩く(7.04)。三匹の悲鳴が引き金となって、育舎が恐慌状態となる。 ふらんは先ほど壁に叩き付けたれみりゃの両足を束ねて抱えると、それを引きずって回転を始める。 「ぬぅぉー!じゃいあんとすいんぐー!」 「ふぎゃー!」 「あ゛う゛!?」 「めがまわるどぉーー!!」 逃げ遅れたれみりゃを次々と巻き込んで、ふらんはどんどん回転速度を上げてゆく。 「どっせーい!」 「うああああ!!!???」 ふらんが手を離すと、さらに数匹のれみりゃが巻き添えを食った(9.50)。 * * * * れみりゃ達は森で楽しく暮らしていた。 人間の”じゅうしゃ”が迎えに来て、この育舎で過ごすようになってからも、何一つ不自由はなかった。 えれがんとな仲間達と仲良く暮らし、むしろ独力で風雨をしのぐ必要がなくなった分快適でさえあった。 だが、それは今までの話。 あの日以来、れみりゃ達は生き地獄を味わっていた。 「うー!うー!やめでー!」 逃げ場のない密室の中で、れみりゃ達はふらんの気まぐれに毎日付き合わされる。 ふらんのお気に入りの遊びは、かくとうごっこに、ぷろれす、ぼくしんぐ、きっくぼくしんぐ…… 「ぜんぶいっしょだどぉぉぉぉーーー!!」 珍しくまともな突っ込みを入れるれみりゃだが、そんなことをしたところで状況は変わらない。 「きょうはふぇんしんぐなのー!くりゃえー!れーばていんー!」 「いだいぃぃぃぃぃーーー!!」 * * * * 男がやってきて、ずたぼろにされて眠っているれみりゃ達だけを外へと運び出すと、<れみりゃいじめ>と書かれた プレートを<ふらんいじめ>と書かれたものと換えていった。 ふらんが目を覚ますと育舎はがらんどうになっている。 「おねーさまにげたー!ずるいー!」 れーばていんを握って、ずいぶん広くなってしまった育舎を走り回る。 「うーつまんないー!」 そこへ男が入ってきて、木箱からざらざらとゆっくりをぶちまけ、帰っていった。 「おにーさんありがとー!」 黒い帽子をかぶったそのゆっくりは、ゆっくりてんこ。被虐体質で知られるゆっくりだが、 初めて出会うふらんはそのことを知るよしもない。 「くりゃえー!えーい!えーい!」 ふらんは挨拶代わりとばかりに、てんこの群れを木の棒で叩いて回る。 「ゆびぇぇぇぇぇぇ!」 「いだいよ!ゆっくりやめてね!」 悲鳴を聞いたふらんはより活気付いててんこを追い回す。 「うふふ!たーのしーい!」 違和感を覚えるまでに、数刻を要した。 「とぉー!」 ほっぺをぐーで殴っても、 「くりゃえー!」 あんよをれーばていんで掬っても、 「そーれそーれ!」 帽子を奪っても。 「やめてね!」 「いじめないでね!」 口ではそういうてんこだが、声に緊迫感がない。むしろ更なる加虐を期待するように自ら身を投げ出してくる。 「うーよるなー!」 「やめてね!てんこをぶたないでね!」 「う、うう…」 ふらんが初めて感じる、真綿で首を絞められるような閉塞感。 意気消沈したふらんの前にてんこ達は並ぶと例のせりふを口にする。 「「「ゆっくりしていってね!」」」 「うにゅぉぉーー!むかつくーー!」 気持ちを奮い立たせて再びてんこに向かうが、叩いても蹴ってもてんこ達にダメージを与えられない。 「「「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」」」 「いいもん、ゆっくりするもん」 ふらんはきゃいきゃいとさざめくてんこの群れを相手にすることをあきらめ、背を向けた。 「てんことあそんでくれないの?」 「ばかなの?しぬの?」 「ううー!!」 「「「ゆっくりしていってね!」」」 「やっぱやだぁぁ--!!」 手をめちゃくちゃに振り回す。てんこの一匹が偶然に弾き飛ばされる。それでもてんこ達は怯まない。 それどころか弾幕のようにふらんを包囲し、にじり寄ってくる。 「ゆっくりしてね!」 「てんことあそんでね!」 「こ、こいつらぎもいのー!!おねーざまどごー!?」 * * * * てんこ投入から一週間が経過し、俺は久しぶりにふらんの様子を見に行くことにする。 本当はもっと早く行くべきだったのだが、他のゆっくり育舎の仕事に忙殺されていたのである。 てんこ種は、いわずもがなの気質の上に体も丈夫で死ににくい。 いかなふらんといえどもそう簡単には壊しきれないはずだが……? 「そうするってーと、ふらんどうなったかなー……」 俺は育舎のドアを開けた。 「ぃぃぃぃぃぃ……」 「ひぎぃぃぃぃ………!!」 「やべっでぇぇぇぇぇゆるじでねぇぇぇぇ!!!??」 俺は目を疑った。 「うふふっふふふっっっぁぁああははははばちんばちん」 「やべでぇぇぇぇ」 「うふふふふ、うふふふふううふふふふふ」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 「ばちん、ばちん」 手足や木の棒を使っててんこを苛め抜くふらん。しかし、”ご褒美”を受けているはずのてんこの様子が目に見えておかしい。 いつもの恍惚とした表情がなく、通常種のゆっくりと同じように苦しみ、断末魔の悲鳴を上げている。 そしてふらんは――その表情に、あからさまな狂気を湛えていた。 「こんな……馬鹿な……」 「ばちんばちん、こわすの、ばちんばちん」 ふらんはもはや原形をとどめていないてんこを放り投げて、別なてんこを捕らえた。その表皮を足で踏みにじり、 中心に向かってえぐる。 最初のうちこそ嬉しそうに悲鳴を上げていたてんこだが、かなり深くまでえぐられたある一点でその悲鳴が切迫したものに変わる。 「やめてね!やめ…… えあ゛あ゛あ゛あ゛!!??いだいぃぃ!いだ……ぎもぢぃぃ……ぎもぢいぐないよぉぉぉぉ!!??どぼじでぇぇぇぇぇ!!??」 * * * * どんなに虐めてもその苦痛を喜びとしてしまうゆっくりを相手にし、狂ってしまった頭脳でふらんは思考する。 思考は循環し、滞留し、蒸発し、雨のごとく頭脳へと降り注いでは沸騰し、再び蒸発する。 (おねーざまどこー!) 不安な夢を見ているような、烈しい飢餓感にさいなまれてふらんは手を伸ばす。 (うあー!さびじいよー!おねーざまー!) その手は空を切る。 (ここはさむいよー!ゆっくりできないよー!) 何かに触れたと思う次の瞬間、それはばちんと音を立ててはじけてしまう。 目に映るものも確かではなく、音に聞くものも定まらない、狂気の世界でふらんはもがいた。 ゆらめく影が目の前に現れる。 「やめてね!てんこをいじめないでね!」 (ちがう、おねーさまじゃない。つぎ) 「ぎゅぅぅぅびゅぅぅぅぇぇぇぇ!!!!」 (つぎ) 「こないでね!ころさないでね!」 (つぎ) 「おい、ふらん?いでっ!!ぐぅあああああ!!??」 「やめろふらん!!……大丈夫か?」 「ええ、助かりました」 (…………) もがく手が拘束され、 「これはこれで、貴重な個体なんだけどなあ」 「しかし、扱いかねますよ。見てくださいよ、この肘から下」 「うわっきめぇ……しゃーない、処分するか」 「今、人の腕見てきめぇって言ったよこの人……」 「機材もってきましたよ」 「ありがとう。 ……じゃあな、ふらん」 「う……?」 あの音が、自分の首の付け根で聞こえた。何かが壊れる時に立てる、あのばちんと言う音が。 視界が黒く染まる。ぼやけた像も急速に遠のいていく。 思考は煮えたぎることをやめ、蒸発することもやめ、ただゆっくりと冷えていく。 (もっと……おねーさまいじめたかったのにー……) その最後の思いが、やわらかな雨のように心の底へと降り注ぎ―― 後には、何も残らなかった。 * * * * 後の研究で示唆されることになることだが、今まで”ゆっくりにありがちなみょんな体質”とされていたてんこの被虐性は、 実際には防衛機能の一種である可能性が秘められていた。 体が丈夫なてんこ種は、外敵の襲撃や自然災害から長く苦しむこととなる。 丈夫な体が苦痛を長引かせ、また体力に比例する高い精神性が他のゆっくりのような思考放棄機能を備えていないためだ。 それらをカバーするために被虐気質があるのではないか、ということだ。 それではなぜ、あの時ふらんがてんこを壊しえたのか――? てんこの餡は、身体機能を司る中枢部を除いて”被虐餡”とでもいうべき特殊な餡でできている。 この餡は傷みを快感として受け取ってしまい、また中枢部にダメージが及んだ場合は苦痛を感じるまでもなく死に至る。 つまりこうだ。 殴られる→気持ちいい 死ぬほど殴られる→死ぬ ふらんがあの時与えた加虐は、被虐餡と中枢部の間のわずかな空隙――厚さにして0.03mm程度の層を刺激していたものと思われる。 育舎の担当者達が数ヶ月を要して発見した、その薄い層を的確に突いて、だ。 あの時すでに狂気に走っていたと思われるふらんがどのようにそれをなしえたのかはわからない。 捕食種の本能、なのだろうか? とにかくそのようにして、ふらんはてんこを壊すことに成功したのだ。 なお、この”破壊能力”は、同様の条件下で狂ったふらん種がまれに揮うことがあるが、 それ以外の方法でてんこに苦悶の声を上げさせることは○○年現在、不可能である。 * * * * その育舎の前を通り過ぎようとした男は、ふと気づいて立ち止まり<ふらんいじめ>と書かれたプレートを外した。 プレートを名残惜しげに眺め、それをポケットにしまう。 歩き出してすぐに同僚とすれ違う。 「よっ」 「おはよう」 同僚の手にはがたがたとゆれる木箱。 男が曲がり角を曲がったそのとき、ドアの開く音と、そのドアにプレートのかけられる音を聞いた。 「さあ、こっちも仕事仕事」 こうして、今日も研究施設の朝が始まるのだ。 END
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めーリンガル 9KB 虐待-普通 愛で ギャグ 小ネタ 飼いゆ ゲス ドスまりさ 希少種 ペットショップ 現代 初の純粋な(?)愛でに挑戦です。 めーリンガルという物が販売された。 これはめーりんの様に喋れないゆっくりが何を言っているのか解るという物だ。 喋れないから良いんだ、という意見もあるだろうが、 めーりんを飼っている俺としては、何を喋っているのか興味がある。 そこで早速これを購入、めーりんに使ってみることにした。 めーりんの場合 「じゃおん!」(おはよう!) 「じゃおじゃおぅ」(まだ少し眠いよ) 「じゃおぉぅ?」(ご飯を食べたら一緒にお昼ねしてくれる?) ………これは想像以上の破壊力だ。 めーりん好きの俺にとっては、今世紀最大の発明といっても良いだろう。 早速友人を巻き込んで「めーリンガル」で遊ぶ事にしよう。 みょんの場合 友人が遊びに来るまで暇なのでもう一匹の飼ゆ、みょんにも使ってみる事にする。 「めーリンガル」は様々な種類のゆっくりにも対応している。 普段、卑猥な言葉しか喋らないみょんだが、いったい何を言っているんだろう? 「ちーんぽ!」(お兄さんだ!) 「おまえちんこでかっ!」(今日はお休みなの?) 「えろほん、きんたま、しこるすきー!!」(ご飯食べたら、遊んでね!) 意外と普通のことを喋っているんだな……… 金バッチの場合 友人が金バッチれいむを連れてきた、通常のゆっくりはどういう反応になるのか興味があったからだ。 このれいむは流石金バッチといった感じの優良ゆっくりだ。友人にも俺にも懐いている。 さあ、喋れるゆっくりにはどういう反応があるのか…? 「ゆゆっ!おにいさんこんにちは!おひさしぶりだね!」(またこいつか、もう顔も見飽きた) 「めーりんもこんちにわ!ゆっくりしていってね!」(くずのめーりんだよ!ゆっくりできないよ!) 「じゃおおん!」(ゆっくりしていってね!) 「おにいさん、れいむにきをつかわなくていいよ!ゆっくりしていってね!」(何してる、さっさとあまあま持って来い!) 「ゆゆっ!どうしたのおにいさん?」(アホ面みせるな、さっさと動け) 「………」 「………」 「…お前のれいむって実はゲスか?金ゲスなのか?」 「…そんな…はずはない…と思うけど…」 「でかまらほうけい?」(どうしたの、お兄さん?) 「ゆっ!みょん、ゆっくりしていってね」(ちんぽしか喋れない、無能ゆっくりが来たよ!) 「ちーんぽ!」(ゆっくりしていってね!) 「………」 「………」 「……お前、加工所行き決定な!」 「どおしてそんなこというのぉぉぉぉぉぉぉ!!」(なんだと!くそじじい!) ゲスの場合 「…まあ、そう落ち込むなよ」 「………」 とりあえず、ゲス容疑が掛かけられたれいむはケースに閉じ込められている。 いろいろ騒いでいるが、まあ気にしないで置く。 「まあ、一応あれも用意してあるんだが…」 「……せっかくだから、俺のれいむと比較してみるか」 「はなすんだぜぇぇ!!このくそにんげん!」(放してね、人間さん!) 「どうしてれいむが、かこうじょいきなのぉぉぉ!」(くず人間、れいむを敬え!) 「………なんだこれ?」 一応野良ゲスも用意しておいたんだが…… この機械、壊れているのか? だが、めーりんやみょんの会話がちゃんと聞けたし… 翻訳機能がおかしいのか? 「ぶれいなくそにんげんだぜ!まりささまにきやすくさわるんじゃないんだぜ!」 (まりさは弱いからすぐ怪我をしちゃうんだよ、あんまり強く持たないでね) 「ゆ!このまりさはなに?のらなの?のらはゆっくりできないよ」(薄汚い野良だね、ゆっくり死ね!) 「………」 「……やっぱりお前、加工所行き決定な!」 「どぼじでぇぇ?!」(なぜだ!) 野生の場合 「めーリンガル」の更なる機能を確かめるため俺達は近くの山に向かった。 話ではこの辺りにドスの居る群れがあるらしい。 善良な群れのようで、人里には降りてこないこと、畑に侵入しないことなどを約束したそうだ。 ちなみに金れいむは少し痛い目にあわせたら、ゲスの本性を現した。 とりあえず、野良まりさと一緒に加工所に送っておいた。 「たしか、このあたりなんだが…」 「ゆゆっ!にんげんさんこんにちは!どうしたの?」 「この辺りにドスの群れがあるだろ?案内してくれ」 「ゆぅ…なんのごようなの?」 「大した事じゃないんだ、危害も加えるつもりもないし」 「ゆん!わかったよ、案内するよ」 「めーリンガル」を使っておけば良かったと思いつつ、群れに案内してもらう。 「ゆ!にんげんさんこんにちは!どすになにかごよう?」(こんにちは、にんげんさん!) 「こんにちは………ふーむ、普通の反応だな」 「やっぱりこの機械が正しいのか?」 「むきゅ!どす、にんげんさん、どうしたの?」(嫌な奴らが居るわ) 「………」 「…ドス、このぱちゅりーは?」 「このぱちゅりーはどすのほさだよ、おしごとをてつだってもらっているんだよ」 (このぱちゅりーは、ドスの為に働いてくれるんだよ優しいよ) 「むきゅ、てつだっているってほどでもないわ」(ちゃんと褒めてくれ) 「………ドス、ちょっとこっちに」 「ゆ?どうしたの?」(どき!何かな?) 「むきゅ?!」(胡散臭い人間さんね) 俺達とドスは「めーリンガル」を使って、群れのゲス因子を排除した。 ドスも初めは信用しなかったが、何回か使っていく内に思い当たる節があったのだろう。 機械の性能を理解し、協力してくれた。 なお、ゲス因子の見つかったゆっくりは俺達で引き取った。 知り合いの鬼威参にでも渡しておくつもりだ。 「ゆぐぅ!ここからだしてね」(ここから出せ!くそ人間!) 「とかいはじゃないわぁぁぁ!」(ドサクサにまぎれてすっきり出来るわぁぁぁ!) 「むきゅ!どす!これはどういうこと?」(群れをのっとる計画がばれたのかしら?) 「だせぇぇ!まりさはげすじゃないんだぜぇぇ!!」(なぜばれた?) ペットショップの場合 「めーリンガル」の効果に気を良くした俺達は、今度は町のペットショップに向かうことにした。 ゆっくり専門ではないが、多くのゆっくりを扱っている。 たまに胴付の入荷もあるようで、ゆっくり好きな人間も虐待好きな人間も愛用しているほどだ。 「いらしゃいま…何だお前らか」 「ちゃんと仕事しろよ」 「で、何の様だ?」 「実はな、この前買った……」 ここの店員は俺達の仲間でどちらかといえば、鬼威参と呼ばれてもおかしくない人間だ。 ただ、虐待対象はゲスだけのようなので、ペットショップでも働けている。 「そんなに高性能なのか?面白そうだから俺もついて回る」 「まったく、まじめに仕事しろよ」 「いいじゃないか、…店内をご案内します、お客様……これでいいだろ?」 「まあ、なんでもいいけどな」 「こちらがゆっくりコーナーで御座います。どうぞごゆっくり」 「つまらんギャクだな」 「うるせーな、年寄りにはうけるぞ」 そんなやり取りをしながら、「めーリンガル」を取り出し、売り物のゆっくりに使ってみる。 「ゆゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね」(人間さんこんにちは!) 「にんげんさんはゆっくりできるね!」(お世辞でもいっておけばいいや) 「まりさはにんげんさんをゆっくりさせてあげられるよ」(はやくゆっくりさせろ) 「じゃおじゃーお」(お昼寝したいよ) 「にんげんさんはいいひとなんだね、わかるよー」(人間さん??) 「まりさはまりさだよ!よろしくね!」(にんげんさんとあそびたいよ) 「おにーしゃんゆっきゅりできりゅひちょ?」(ちょっとこわいよ) ペットショップだけあって優良な個体が多いが、反面上位バッチ付でもゲスっぽいものも居る。 まあ所詮ゆっくりといった処だろう。 「めーリンガル」の性能は想像以上だった。 これはあとで知った話だが、元は加工所がゆっくりの心理を知るために開発したらしい。 それが喋れないゆっくりに使ってみたところ効果があったようだ。 「まあ、ざっとこんな所だな」 「すごいもんだな、でもこれを持っていると迂闊にバッチ付を買えないな」 「まあ、元は喋れないゆっくり用だし、いいんじゃないのか?」 「実際喋れないゆっくりはその方がいいって事で買われていることが多いし、お前達のような使い方が特殊だろう。」 「あーそうだ、先週胴付が入荷したんだが……使ってみるか?」 胴付の場合 「先週入荷されたうどんげだ、喋らないから丁度良いかもね」 「ゼロがいっぱい………誰が買うんだよ…」 「さあ?だから売れ残ってるんだろ?」 「ではさっそく……」 『にこっ』(人間さんこんにちは!) 「「「おぉ!」」」 『きょろきょろ』(店員さんと……しらないおにいさんだね) 「かしこいな」 『じー』(ずっと一人だから、人間さんが来てくれて嬉しいよ) 「「「!?」」」 『じーーー』(遊んでくれたら嬉しいな…) 「「「な、なんだってぇぇぇ!」」」 『うるうる』(もう一人ぼっちは嫌だよ…) 「「「……………」」」 「すみません、これください!」 「ちょwてめ!うどんげはおれんのだ!!」 「お前にはめーりんがいるだろ?!うどんげは俺が買う!!!」 「店員はひっこんでろ!それにお前は鬼威参じゃないか!うどんげは俺が幸せにする!!」 「うっせー!うどんげは別だ!おれが責任もって面倒見る!!」 「貧乏人は引っ込んでろ!俺が買う!借金してでも買う!!!!」 「てめ…この…」 「おら…あきらめ…」 「く…おのれ…」 『おろおろ』(喧嘩はやめてー) 俺は醜い争いにやぶれ、家に帰ることになった。 結局うどんげは金ゲスれいむの元飼い主が「めーリンガル」とセットでお持ち帰った。 …まさか本当に借金してまで買うとは………まあ、俺も欲しかったんだか… 「じゃーおう?」(どうしたの?お兄さん?) 「じゃおじゃお?」(元気ないみたいだよ?) 「じゃおおん!」(めーりんがなぐさめてあげるね!) 「…………」 「めーりん!浮気しそうになってすまなかったぁぁぁぁぁ!!」 「じゃお?!」(?!どうしたのおにいさん?) 「どーていおとこ、びっくぺーす」(めでたし、めでたし?) どうしてもこれは単品にしておきたかったので短めですが投稿します 「めーリンガル」をほかの作品で使いたかったので 飽きられてなければ、ムシゴロウ王国の続編でも書いてみようと思います。 徒然あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る まじかよ高性能 -- 2019-03-30 01 40 19 久しぶりに平和だった! -- 2017-05-25 22 04 23 胴つき うどんげかわいー♪ -- 2016-05-28 14 34 53 ドスがかわいい -- 2015-07-19 14 52 27 このうどんげ…可愛いから欲しいな -- 2013-08-06 10 28 29 すばらしい良作! -- 2013-07-02 15 09 44 ・・・このうどんげは「ゲラ」と言わないのか? -- 2013-03-09 19 31 00 うどんげを巡る三人のやりとりが面白かった -- 2012-12-04 20 59 43 ドスまりさは正直者だな。 -- 2012-09-11 21 56 49 胴付きうどんげっかわっ -- 2012-06-28 08 07 01 通常種にしかゲスが居ない不自然さと、ゆっくりにウソを吐くことすら許さない理不尽さを除けば、本当に面白かった。 -- 2012-04-15 10 20 36 よいぞっ! -- 2012-04-11 02 22 03 えーき様にぴったりだな -- 2011-12-01 05 52 16 やっぱり胴付きうどんげはゼロがいっぱいなのか・・・でもほしい! -- 2011-11-14 03 56 59 巻き添えくらったまりさはなんで加工所に? ともかく、いい話だった -- 2011-08-24 08 57 51 この話の続編を求む(´Д`) -- 2011-08-15 16 37 16 うん、まるで娼婦のように媚びまくってるな、うどんげ。 -- 2011-02-09 07 21 58 媚びっ媚びだな、うどんげ -- 2011-01-13 22 46 26 うどんげえええええええええええええええええええええ!! -- 2010-12-12 00 45 32 巻き添えくらって加工所送りになったまりさに合掌 -- 2010-12-11 16 40 12